ライフ

78才モテ男 三角関係になり女2人が「泥棒猫!」と罵り合い

 女性85.9才、男性79.4才という日本人の平均寿命が象徴する、超高齢社会・ニッポン。そんな中、“老いては益々壮んなるべし”を実践するかのように、シニアたちの恋愛も花盛り。若い世代の恋愛と変わることなく、愛情が芽生えれば嫉妬も渦巻く。そして当然のようにトラブルも増加中!

 A子さん(32才・パート)が以前同居をしていた義父(78才)は、1年前から特別養護施設で暮らす。8年前に義母が亡くなってからすっかり弱気になっていた義父だけど、同じ施設で暮らす軽度認知症の吉乃さん(76才・仮名、以下同)と話すうちに意気投合してすっかり元気に。でも隣の部屋の博子さん(81才)も義父に好意を持ち始めたから、さぁ大変! 女同士の鞘当て合戦が始まっちゃって…。

 * * *
 義父は食事介助が必要なので右側にはスタッフが座るんですが、空いている左側の席を目指して、毎日席の取り合いが。「ここは私が座る!」「いや、私が隣よ!」とどなり散らしながら、押し合いへしあい。とうとう、他の入所者の迷惑にもなるということで、義父はひとり自室で食事を取ることに…。

 でも女ふたりは納得しない。相手の女性を見ると「なによ、あんた!」「泥棒猫!」と、互いにカップや新聞を投げつけるまでに。

 ある日、施設の壁にかけてある絵画を博子さんが投げつけようとして破壊したことをきっかけに、家族と施設が話し合い、施設を移転することに。博子さんが施設を去る日、たまたま私は義父の面会に行ったんですが、大号泣する博子さんを尻目に、ライバルのいなくなった吉乃さんは満面の笑み。いくつになっても女は怖い!

※女性セブン2013年3月14日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

熱愛が報じられた長谷川京子
《磨きがかかる胸元》長谷川京子(47)、熱愛報道の“イケメン紳士”は「7歳下の慶應ボーイ」でアパレル会社を経営 タクシー内キスのカレとは破局か
NEWSポストセブン
水原一平受刑者の一連の賭博スキャンダルがアメリカでドラマ化(gettyimages /共同通信社)
《大谷翔平に新たな悩みのタネ》水原一平受刑者を題材とした米ドラマ、法的な問題はないのか 弁護士が解説する“日米の違い”
NEWSポストセブン
広末涼子(時事通信フォト)
《時速180キロで暴走…》広末涼子の“2026年版カレンダー”は実現するのか “気が引けて”一度は制作を断念 最近はグループチャットに頻繁に“降臨”も
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さまの墓を参拝された天皇皇后両陛下(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《すっごいステキの声も》皇后雅子さま、哀悼のお気持ちがうかがえるお墓参りコーデ 漆黒の宝石「ジェット」でシックに
NEWSポストセブン
前橋市長選挙への立候補を表明する小川晶前市長(時事通信フォト)
〈支援者からのアツい期待に応えるために…〉“ラブホ通い詰め”小川晶氏の前橋市長返り咲きへの“ストーリーづくり”、小川氏が直撃に見せた“印象的な一瞬の表情”
NEWSポストセブン
熱愛が報じられた新木優子と元Hey!Say!JUMPメンバーの中島裕翔
《20歳年上女優との交際中に…》中島裕翔、新木優子との共演直後に“肉食7連泊愛”の過去 その後に変化していた恋愛観
NEWSポストセブン
金を稼ぎたい、モテたい、強くなりたい…“関節技の鬼” 藤原組長が語る「個性を磨いた新日本道場の凄み」《長州力が不器用さを個性に変えられたワケ》
金を稼ぎたい、モテたい、強くなりたい…“関節技の鬼” 藤原組長が語る「個性を磨いた新日本道場の凄み」《長州力が不器用さを個性に変えられたワケ》
NEWSポストセブン
記者会見に臨んだ国分太一(時事通信フォト)
《長期間のビジネスホテル生活》国分太一の“孤独な戦い”を支えていた「妻との通話」「コンビニ徒歩30秒」
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(EPA=時事)
《“勝者と寝る”過激ゲームか》カメラ数台、USBメモリ、ジェルも押収…金髪美女インフルエンサー(26)が“性的コンテンツ制作”で逮捕されなかった背景【バリ島から国外追放】
NEWSポストセブン
「鴨猟」と「鴨場接待」に臨まれた天皇皇后両陛下の長女・愛子さま
(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《ハプニングに「愛子さまも鴨も可愛い」》愛子さま、親しみのあるチェックとダークブラウンのセットアップで各国大使らをもてなす
NEWSポストセブン
SKY-HIが文書で寄せた回答とは(BMSGの公式HPより)
〈SKY-HIこと日高光啓氏の回答全文〉「猛省しております」未成年女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し、自身のバースデーライブ前夜にも24時過ぎに来宅促すメッセージ
週刊ポスト
今年2月に直腸がんが見つかり10ヶ月に及ぶ闘病生活を語ったラモス瑠偉氏
《直腸がんステージ3を初告白》ラモス瑠偉が明かす体重20キロ減の壮絶闘病10カ月 “7時間30分”命懸けの大手術…昨年末に起きていた体の異変
NEWSポストセブン