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美人料理研究家「焼酎コーヒー割り」に揚げないハムカツ推奨

“美しすぎる料理研究家”こと松見早枝子さん

 世界最大の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスが6月29日から始まる。今年は、記念すべき100回記念大会だ。時差のために真夜中になることもある中継を、楽しみに待っている人も多い。日本ではいまひとつと言われていたロードバイクの人気も今では定着し、通勤に利用する姿も街の風景に溶け込んでいる。

 システムエンジニアの20代男性会社員も、通勤にロードバイクを利用している。いまのイタリア製愛車を奮発して購入して以来、節約のため、もっぱら家飲みの日が続いている。美味しい家飲みを楽しみたいとコーヒー焼酎を作ったことがあるが、コーヒー豆を焼酎から引き上げるタイミングを逃して失敗した。ところが最近、もっと簡単にコーヒーで焼酎を楽しむ方法を知り、今ではもっぱらそちらの飲み方で家飲みを楽しんでいる。

「ネットでレシピを手に入れて以来、焼酎をブラック缶コーヒーで割っています。簡単に作れるし、すっかり家飲みの定番です。特にUCCのブラック無糖と焼酎を1:1で割ったものを『BLACK酎』、略して”ブラチュウ”と呼ぶらしいですね」

 前出の男性と同様、BLACK酎(ブラチュウ)をふだん飲むお酒に「レギュラー入りさせた」という”美しすぎる料理研究家”の松見早枝子先生も、BLACK酎(ブラチュウ)は家飲みにぴったりなお酒だという。

「料理の仕事をしていると、下準備や段取りなど、計算して物事をすすめていかなきゃならないんです。だから、料理から離れるとできるだけぼぉ~っとしていたい(笑い)。BLACK酎(ブラチュウ)は、気軽さや気取らなさが個性だと思うので、おつまみも気取らない、でもちょっとひと手間かけたメニューと合わせたいですね」

 と、松見先生がBLACK酎(ブラチュウ)にぴったりなおつまみ二品を紹介してくれました。

■さば缶のクリームチーズ焼き■
材料:さば缶詰(味噌味)1缶。クリームチーズ1包。無塩バター10グラム。パセリ適量

【1】バターをフライパンに入れて中火にかけ、茶色く泡立ったら濡れ布巾に置いて冷まし、焦がしバターを作る。さば缶の缶汁を切って、小さめの耐熱皿に入れて、その上に焦がしバターを回しかけて、なじむように箸で軽くほぐす

【2】(1)にクリームチーズをちぎってのせ、オーブントースターで5分ほど焼く。ざっくりかき混ぜて、パセリのみじん切りを散らせば完成

松見先生からのひとこと:クリームチーズのミルク味とコーヒーの苦みが永遠の好相性です。パセリを多めに混ぜて、ザッザッとさばの身をほぐす。わざと雑を気取って作るつまみも悪くないですよ。さばのクセのある味をBLACK酎(ブラチュウ)がさっぱりさせてくれて、相性の良いツマミの誕生です。

■ハムカツ風サンド■
材料:サンドイッチ用食パン(なければ8枚切り)2枚。ハム2枚。スライスチーズ1枚。青じそ2枚。無塩バター15グラム。ウスターソース大さじ1

【1】フライパンにバターを入れて中火にかけ、茶色く泡立ったら濡れ布巾に置いて冷まし、焦がしバターを作る。ウスターソースを加えて冷凍庫で冷やし、バターにとろみをつける

【2】パンをトースターで片面だけこんがり色づくまで焼き、粗熱を取る。パンの焼き面に(1)を塗り、スライスチーズ、青じそ、ハム(ペッパーハムだとベター)の順に重ねて、サンド。好きな形に切って完成

松見先生からのひとこと:”ハムを揚げていないのに揚げたような味がする”ハムカツ風サンドは、冷めても美味しい自信作です。ちょっとしたパーティで「実は揚げてません」と種明かしをすると、場が盛り上がるから試してみてくださいね。BLACK酎(ブラチュウ)は、互いの香ばしさを引き立て合うので、相性が抜群。「もう一杯!」が止まらなくなっちゃう最強コンビです。

■松見早枝子(まつみ・さえこ)1979年5月26日、東京生まれ。2003年度ミスインターナショナル日本代表を務め、ミス・フレンドシップ賞を受賞。現在はフードコーディネーター、ベジタブル&フルーツジュニアマイスター、ワインエキスパートなどの資格を持ち、”美しすぎる料理研究家”として活躍中。

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