表紙に大きく「この夏、ぷに子がかわいい理由」と見出しが打たれたファッション誌『CanCam』7月号の「ぷに子」特集が話題となった。「ぷに子」とは、「ぽっちゃり」や「デブ」とは違う微妙なラインに位置する女性たちで、太すぎず細すぎず全体的に「ぷに」っとしている印象が、男性を魅了しているという。
同誌ではイケメン社会人たちが「ぷに子」の魅力を語り合う座談会まで特集されているが、男性の目から見たらどうなのか。実際にこの特集を読んだイケメン現役東大生A氏(23歳・工学部)は次のように語る。
「ぷに子特集を読ませてもらったのですが、じっくり読んで感じたことは、結局“加点ポイント”は顔のかわいさだってことです。男にとっては当たり前かもしれませんが、【かわいい+スタイル良い】≧【かわいい+ぷに子】≧【ブス+スタイル良い】>【ブス+ぷに子】というヒエラルキーなのだと思います。なので、ぷに子という特性は、単独では価値がない概念ではないでしょうか。
それから、大事なのは身長。ぷに子の話題では身長が問題にされることがあまりないけれど、実際は【低身長+ぷに子】は厳しい。【高身長+ぷに子】ならばオッケーではないでしょうか。つまり、細い太いということよりも、プロポーションの善し悪しのほうが重要度が高いと思います」
もちろんA氏の見解がすべての男性の考え方と一致するわけではないだろうが、「ぷに子」にも、顔のかわいさが求められることに異論は少ないだろう。身長については、議論がわかれるかもしれない。この夏、はたして「ぷに子」はブレークするか?