ライフ

上の世代の「メールは感情伝わらない」主張に22歳女性が反論

 最近の若い部下は絶対に1回では電話に出ない。急ぎの用件があるから電話しているのに、返事はメールで「先ほどは出られずすいません」。声で伝えたいこともあるのに──。いま携帯電話を巡る世代間衝突が起きている。特に20~30代の若い社員と40~50代管理職の間で多発しているようだ。

 メーカー勤務の45歳男性はこう呟いた。

「ガラケーからスマホにかわってますます若者が電話に出なくなりましたね。スマホはサイズが大きいからカバンに入れているらしい。だから鳴っても気付かない、と。電話そっちのけでメールやSNSを重視しているんじゃないかな」

 用件があるなら電話よりメールにして、という意見は世の女性陣も同じ。余談だが、最近の若いカップルの愛の物差しは一日何時間、恋人と長電話したかではない。一日何度メールのやり取りをし、そのレスポンスが早かったかどうかなのだ。出版社で働く22歳の女性社員は、「メールで繋がっていることこそが人間関係でしょう」と言い切った。

「メールだと感情が伝わらないって上の世代の方はいうけどそんなことはないですよ。ハートマークを入れたり、普段と語り口調を変えて色気を出したりして感情の起伏を演出できます」

 若者を叱る前に上司がメール連絡を覚えたほうが早い、と彼女は言う。

※週刊ポスト2013年10月4日号

関連キーワード

トピックス

NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の打ち上げに参加したベッキー
《ザックリ背面ジッパーつきドレス着用》ベッキー、大河ドラマの打ち上げに際立つ服装で参加して関係者と話し込む「充実した日々」
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
雅子さまが三重県をご訪問(共同通信社)
《お洒落とは》フェラガモ歴30年の雅子さま、三重県ご訪問でお持ちの愛用バッグに込められた“美学” 愛子さまにも受け継がれる「サステナブルの心」
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン