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誰もが踊る『恋チュン』 日本人はいつからダンスが上手に?

 日々ネットで起きている出来事を考古学的レビューブログ『みたいもん!』管理人のいしたにまさき氏が解説。今回は、ネット上で広がりを見せるAKB48のPVを紹介します。

 * * *
 AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』。この曲は、2013年のシングル選抜総選挙で選ばれたメンバーによって歌われたヒット曲です。発売は8月と少し前なのですが、このPV動画のさまざまなバージョンが公式サイトから数多く登場し、どのバージョンも多くの人に見られています。そして、このPVの最大の特徴は、AKB48のメンバーが登場していないということ。

 最初にAKB48のスタッフ版(約700万回再生)が公開された『恋チュン』のバージョン違いは、ファッションブランド「サマンサタバサ」のスタッフ版(約350万回再生)、IT企業「サイバーエージェント」のスタッフ版(約190万回再生)など続々と発表されました。

 その後もその勢いは止まらず、タクシー会社「日本交通」版(約84万回再生)、佐賀県庁版(約140万回再生)、神奈川県庁版(約150万回再生)と、アイドルグループとかけ離れたイメージの団体すら巻き込んでいます。一般の人が踊っているだけなのに、これらの動画はどれもこれも、100万前後の再生回数となっているのには驚きです。

 そして、さらにびっくりするのは、どのバージョンも、タクシー運転手のおじさんですら、それなりに踊れているということです。いつから、日本人はこんなにダンスが上手になったんでしょう。実は私も知り合いが出ていてびっくりしたのですが、あなたのお友達が踊りながら、この動画に登場する日も近いかもしれません。

※女性セブン2013年11月14日号

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