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注目の「アルミホイル指輪」 血糖値、肝機能改善効果も期待

最新健康法として注目の「アルミホイル指輪」

 人間だれしも健康になりたいと思い、様々な健康法を試行錯誤するが、雑誌『健康』の山浦恵子編集長が紹介するのが、「アルミホイル指輪」だ。

「鍼治療が幅広い病気や症状に効果があるのは知られていますが、それに準じた効果が期待できるのが『アルミホイル指輪』です」(山浦編集長)

 提唱者は、施術歴30年以上、治療実績10万人以上というベテラン鍼灸師の福辻鋭記氏。

 福辻氏によれば、鍼が病気や症状の改善に効果的な理由のひとつは、鍼の素材である金属が持つイオン化傾向(電子を放出してプラスのイオンになろうとする性質)だという。それが人体に流れる生体電気の乱れを改善する。そこで、アルミホイルを指先に巻くことで同様の効果を得ようというのが「アルミホイル指輪」だ。しかも、指先は“気”が流れる経路の始点でも終点でもあるので、指先に与えた刺激は全身に伝わるという。

 具体的には、アルミホイルを7センチ角程度に切り、7~8ミリ程度の幅に折りたたむ。それを、病気や症状に応じて、両手両足の爪の付け根、指の付け根、第2関節などに指輪のように巻く。たとえば、血圧の高い人は左手の小指の爪の付け根に巻く。爪の付け根の外側に血圧を安定させるツボがあるからだ。血糖値を下げたり、肝機能を改善させたりしたいなら、足の親指の爪の付け根……といった具合だ。

 どこの家庭にもある材料を使い、自分ひとりで簡単に安全にできるのが利点だ。

※週刊ポスト2014年4月4・11日号

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