「若い頃から男性社員との飲み会にも欠かさず出席し、上司の誘いも断わらない。だから彼女は今の役員たちの“お気に入り”なんです。彼女を批判すると役員たちを敵に回すことになるので、誰も彼女に文句が言えません」
同じく女性上司に辟易としているのは、住宅関連会社に勤務するF氏(28)である。原因は彼女の“ホームパーティ好き”にある。
「女性課長は40代独身で、料理上手なのが自慢。月イチでホームパーティを開き、部下の我々を招待します。彼女はワインをダース買いするほどの大酒飲みで、酔うと『あの子はなんで来ないの』と来られなかった部下を批判するのが常。仕事の評価がそこで決まるわけではないでしょうが、“欠席裁判”の対象にされたくないから休むわけにはいきません」
女性課長は、それが部下との大切なコミュニケーションの場だと考えているのかもしれないが、部下にとってはいい迷惑でしかない。「たまに夜のお酒につき合うだけでよかった、前の男性上司のほうがずっと気楽だった」とF氏はぼやくのだ。
※週刊ポスト2014年4月18日号