スポーツ

年俸が右肩上がりでGM泣かせの黒田博樹 あだ名は「交渉人」

 メジャーリーグの話題といえば、今年はなんといってもヤンキース入りした田中将大の活躍に注目が集まるが、2012年から同じヤンキースに所属している黒田博樹も、華やかさには欠けるが着実に実績を積み重ねている。

 メジャー移籍以来、防御率3点台をキープし、この3年は200イニングス以上投球。田中と同じスプリッターを武器に、昨年は被安打率.204という驚異的な数字を残した。全米スポーツ専門チャンネル『ESPN』も、「史上最高の日本人先発投手」と手放しで讃える存在だ。

 しかし、いかんせん地味で存在感が薄い。最近は彼個人よりも、後輩・田中を前提とした報道が多く、地元メディア『nj.com』では「黒田は田中の教育係だ」といわれた他、他のメディアでも「田中がいい成績を残せたのは黒田の的確なアドバイスのおかげ」と妙な評価をされている。

「年俸が常に右肩上がりでGM泣かせであることから、ついた仇名は“ネゴシエーター(交渉人)”。記者たちの間では、“田中の教育係分は年俸の出来高には含まれないよね”なんてジョークも飛ばされています」(スポーツジャーナリスト)

※週刊ポスト2014年5月9・16日号

関連記事

トピックス

2017年「侍ジャパン」の新ユニフォームを披露した筒香(時事通信フォト)
《元侍ジャパン主砲》筒香嘉智、現在の姿に衝撃走る かつては「牛のように食べる子供だった」男が激痩せする理由
NEWSポストセブン
芸能界追放危機の木下ほうか
《女優への性加害報道》木下ほうか、550万円損害賠償訴訟を取り下げていた 「法廷の場で明らかにさせていただく」から一転
NEWSポストセブン
天海祐希
天海祐希“何度目かの大ブーム”が到来中 ナイスキャプテンシーな言動による伝説の数々
女性セブン
猿之助の両親の死因は向精神薬の摂取による中毒死とされている
市川猿之助が“遺書”で宛てた付き人兼俳優 騒動後も平然と明治座に現れる姿に「恐ろしく精神の強い人」の声
女性セブン
松本人志に相手にされる芸人と、相手にされない芸人の差はどこにあるのか
松本人志に噛みつくお笑い芸人 反応してもらえる中田敦彦とスルーされる村本大輔の違い
NEWSポストセブン
元タレント・上岡龍太郎さん(2000年3月撮影、時事通信フォト)
《逝去》上岡龍太郎さん、58歳で潔く芸能界を退いた“男の美学”「僕の芸が通用するのは20世紀まで」「老いさらばえた姿を見せたくない」
NEWSポストセブン
羽生
羽生結弦、あふれる地元愛 仙台市内のマンション最上階2部屋を2億円で購入 父の退職を機に家族で転居
女性セブン
2010年、外国人記者クラブで会見するリナ氏。当時はプラダジャパンで部長を務めていた(写真/AFP=時事)
「ピンクの猫好きプリンセス」返金トラブルの高級スクール創立者、家賃滞納の裏で「ビバリーヒルズ移転」「16歳の息子に代表交代」
NEWSポストセブン
京香の愛犬を散歩させる長谷川博己
長谷川博己、体調不良で降板の鈴木京香の自宅に通う日々“ほぼ同棲状態”で京香の愛犬を散歩する姿も
女性セブン
薮宏太の舞台を鑑賞し終えた有岡
有岡大貴と松岡茉優、交際7年目の変化 「同じマンションの別々の部屋デート」から「通い愛」へ
女性セブン
三笘薫(左)の妻・クリアさんはどんな人?(写真/AFLO)
三笘薫が初披露した妻・クリアさんは三段跳び高校日本一のガチアスリート 出会いは大学の推薦入学組仲良しグループ
週刊ポスト
横浜地裁
「陰毛を剃るためのカミソリも持参」懲役30年を求刑された横浜・5人連続レイプ魔の“鬼畜過ぎる”計画性
NEWSポストセブン