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ヤクルトのマスコット・燕太郎 引退発表後に再評価の動き

 5月5日、明治神宮球場で衝撃発表が行なわれた。ヤクルトのマスコット・燕太郎の引退である。
 
 絶大な人気を誇る同球団の「つば九郎」とは違い、人間に近いスリムな体型。ツバメらしい尻尾や羽といった“鳥要素”は一切なく、独特の世界観をもつ。
 
「正直、気持ち悪さが勝る存在でした。実は引退自体は昨年発表されていたのですが、なぜか今年も何事もなかったかのように登場していた」(ヤクルトファン)
 
 それが今回は本当に(?)引退とのことで、この日は新しいマスコットが発表された。神宮のビジョンに映し出されたのは、まだ名のない戦隊ヒーローのようなキャラクターだった。
 
 しかしその瞬間、スタンドからはどよめきと失笑が漏れた。「燕太郎よりキモい」「これはない」などと、かなり厳しい意見が噴出。そして、“世論”を意外な方向へ導き始めた。
 
「ファンの間でも“アレだったら燕太郎の方がいい”といった声が出始めたんです。今年の4月17日、バレンティンとマシソンが乱闘しかけている時に空気を読まず後ろではしゃいだり、他球団の女の子マスコットにセクハラしたりと、正直変なヤツですが、ここに来て再評価され始めました」(同前)
 
 新マスコットも燕太郎の巧妙な延命策だったりして。

※週刊ポスト2014年5月23日号

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