人それぞれいろいろなこだわりがあるが、そのせいで妙な噂が広がってしまうことも。神奈川県に住む運送業のKさん(46才)は、奥様の呼ばれ方に対するこだわりのせいで、まさかの展開になってしまったという。
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うちの妻(38才)は「○○ちゃんママって呼ばれるのだけは、死んでもいや」と言い張ります。「大前提としてぇ~、私は~、ひとりの人間だし~、娘のママである前に、まず女なんです~」と、ぬけぬけと言うんです。
それを聞き流していたらなんと5才の娘に自分を「洋子さん」って呼ばせてたんですよ。先日、家族で公園に遊びに行ったとき、娘が妻に駆け寄っていくとき「洋子さーん」って言うもんだから、そこにいた人たちの視線がオレと妻に集中。
「あら、あの子、ダンナさんの連れ子だったのね」ってヒソヒソ話している。で、あわてて「ママだよ! マ~マ」なんてぼくが言ったのもやぶへび。
「あら~、無理やりにママって呼ばせてるのね!」って言いながらママ同士が目で合図してました。ぼくがこれだけ神経を使った“洋子さん事件”を、妻はたった一言。「気のせい」で片づけましたけど…。
※女性セブン2014年6月19日号