芸能

ジャニーズコンサート 古参に嫌われる新規ファンの規律違反

 アイドルの熱狂的ファンの世界では、ファンの間での暗黙のルールやマナーを知らない新参者のファンを「新規」と呼ぶことがある。特に熱狂的ファンが多いジャニーズファンなどでは、コンサートでの「新規」の行動を煙たがる「古参」ファンも多い。新規ファンにありがちなルール違反について、自称「古参」のジャニーズファンが解説する。

【その1】規格外サイズのうちわを持参する

「これほどあり得ないルール違反をする人がいるなんて、ファンは信じられないと思いますが、新規の中には今もたまにいるのです。規格外サイズのうちわを4連や5連(※うちわを1人で4つ、5つ持ってメンバーにアピールすること)にして隣の人に迷惑をかける人もいる。そういう人は“勝運魂”(※KAT-TUNコンサートの意味)に来ないでほしい」(KAT-TUNファン暦10年)

【その2】ペンライトを高い位置で振る

「エイトコン(※関ジャニ∞のコンサート)でペンライトを頭の上のほうに突き上げて振り回す人がいます。『あ、新規だな』と思いますね。基本的にペンライトは胸から首の辺りの位置で迷惑にならないように振るのが原則。高い位置で振り回すと後ろの人が見えないし、ドームのような場所だと前の人にも迷惑になります。エイター(関ジャニ∞)はマナーが良い人が多い印象ですが、たまにこういうフィーバーしちゃってる人もいます」(関ジャニ∞、錦戸亮ファン歴9年)

【その3】ネットでアリーナ席当たったアピール

「Twitterなどで、新規ファンが『1名義しか出してないのに嵐コンのアリーナ席当たった!』とか書く人がいるんです。嵐コンは、ファンクラブ会員の抽選倍率もものすごく高いので、ファンの中にはチケットを当てるために身内や友達の名義で、いくつもファクラブ会員の名義を持っている人もいます。それなのに、なかなか当たらないのが嵐コン。当選してうれしいのはわかるのですが、外れたファンの心情を考えると、そんなこと書き込まないほうが無難です」(嵐ファン暦11年)

 こうした点に注意するだけでも、ファンの間の関係性がスムーズになり無駄な争いを回避できるかもしれない。

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