ライフ

運転手 若い女性客に「タクシー乗るの20年早い!」と説教

 仕事の愚痴を聞かされることほど、面倒臭いことはない。千葉県に住むパートの女性Kさん(38才)は、夫(43才)が漏らす仕事の愚痴にうんざりしているという。Kさんが不満をぶちまける。

 * * *
 うちのダンナは長年勤めた会社をリストラされて、今はタクシー運転手。慣れない仕事だし、いろんな客を乗せてストレスがたまるのはわかるけど、仕事が終わるとお客の愚痴ばっか。

「泥酔した客は本当に困るわ。“渋谷に行け”と言って乗ってきたくせに、“そんなこと、言ってねぇぞ~”って。やってらんねぇって」

「カップルでいちゃついているやつらも、ほんと腹が立つ。黙ってりゃいい気になって、盛りのついた犬みたいなマネしやがって。水でもぶっかけてやろうかと思ったよ」

 そんな愚痴は聞きたくないわよ。けど、いちいち目くじらを立てても、と思って聞き流していたら、この前の話にはビックリよ。

「ハタチくらいの女がオレの車に乗ってきてよ。まったく若造のくせしやがって、えらそうな口きくから、言ってやったんだよ。『こらぁ~、タクシーに乗るなんて20年早いぞ!』ってな。その女、泣き出してやんの。ハハハハ!」

「ハハハじゃないっ! 客商売でその態度はないでしょ」と怒ったら「はぁ~あ、オレ、この仕事、向いてないわ」と、いつものイジケが始まった。リストラ後、9回目の無職になろうとしてんのよ。

 職を失うどころか、夫の座も危なくなるわよ!

※女性セブン2014年7月10日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《12月1日に24才のお誕生日》愛子さま、新たな家族「美海(みみ)」のお写真公開 今年8月に保護猫を迎えられて、これで飼い猫は「セブン」との2匹に 
女性セブン
新大関の安青錦(写真/共同通信社)
《里帰りは叶わぬまま》新大関・安青錦、母国ウクライナへの複雑な思い 3才上の兄は今なお戦禍での生活、国際電話での優勝報告に、ドイツで暮らす両親は涙 
女性セブン
東京ディズニーシーにある「ホテルミラコスタ」で刃物を持って侵入した姜春雨容疑者(34)(HP/容疑者のSNSより)
《夢の国の”刃物男”の素顔》「日本語が苦手」「寡黙で大人しい人」ホテルミラコスタで中華包丁を取り出した姜春雨容疑者の目撃証言
NEWSポストセブン
石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン
秋の園遊会で招待者と歓談される秋篠宮妃紀子さま(時事通信フォト)
《陽の光の下で輝く紀子さまの“レッドヘア”》“アラ還でもふんわりヘア”から伝わる御髪への美意識「ガーリーアイテムで親しみやすさを演出」
NEWSポストセブン
ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン
中国でライブをおこなった歌手・BENI(Instagramより)
《歌手・BENI(39)の中国公演が無事に開催されたワケ》浜崎あゆみ、大槻マキ…中国側の“日本のエンタメ弾圧”相次ぐなかでなぜ「地域によって違いがある」
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《24歳の誕生日写真公開》愛子さま、ラオス訪問の準備進めるお姿 ハイネックにVネックを合わせて顔まわりをすっきりした印象に
NEWSポストセブン
韓国・漢拏山国立公園を訪れいてた中黒人観光客のマナーに批判が殺到した(漢拏山国立公園のHPより)
《スタバで焼酎&チキンも物議》中国人観光客が韓国の世界遺産で排泄行為…“衝撃の写真”が拡散 専門家は衛生文化の影響を指摘「IKEAのゴミ箱でする姿も見ました」
NEWSポストセブン
渡邊渚アナのエッセイ連載『ひたむきに咲く』
「世界から『日本は男性の性欲に甘い国』と言われている」 渡邊渚さんが「日本で多発する性的搾取」について思うこと
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
《顔を伏せて恥ずかしそうに…》“コーチの股間タッチ”報道で謝罪の都玲華(21)、「サバい〜」SNSに投稿していた親密ショット…「両親を悲しませることはできない」原点に立ち返る“親子二人三脚の日々”
NEWSポストセブン
世界中でセレブら感度の高い人たちに流行中のアスレジャーファッション(左・日本のアスレジャーブランド「RUELLE」のInstagramより、右・Backgrid/アフロ)
《広瀬すずもピッタリスパッツを普段着で…》「カタチが見える服」と賛否両論の“アスレジャー”が日本でも流行の兆し、専門家は「新しいラグジュアリーという捉え方も」と解説
NEWSポストセブン