この小部屋の設計施工からカウンター、インテリア、小物制作、すべて3代目主人の日曜大工による手作りとのことだが、入り口で迎えてくれる街灯、小さな杉玉、そしてロッヂ風外壁と、どれもすばらしい出来栄えなのだ。
しかし、驚くことはない。こちらのご主人、3代目を継ぐまでは、ヨット、カヌー、モーターボートなどのデザインや艤装を仕事にしていた人なのだ。
同時に飲めるのは6~7人というその小部屋に入って、また驚かされた。
6人の男たちで盛り上がっているその小部屋は、天井から自転車がぶら下がり、書棚には、船、山登り、バイク、自転車、酒、カメラなど多岐にわたるジャンルの書籍、コミックがぎっしり。さらに、彼が撮影した山や花の写真なども楽しげに飾られているのだ。