年下男性の新鮮な反応がまぶしく映ることはありますよね。48才パート女性がパート先でそんなトキメキを告白してくれました。
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お弁当店で働いているのですが、よく閉店前に買いに来る、30代の男性がいます。お得意さんというのもあったし、余らせるともったいないので、ときどき総菜をおまけしていました。
するとある時、「いつものお礼に、食事に行きませんか?」とお誘いが。迷ったのですが、彼の真剣な表情に、OKしてしまいました。
オシャレなイタリアンに連れて行ってくれた彼は、一人暮らしで会社と家を往復する毎日。お弁当店で私と会う時だけ、寂しさが癒されると話してくれました。
自炊は一切しないというので、後日、彼が店に来た時に、こっそり、手作りのお弁当をプレゼントしました。彼は驚いていましたが、嬉しそうに受け取ってくれました。
さらに翌日「うまかったです、感動しました!」と大げさに感謝されて…。これまで、中学生の息子や夫にお弁当を作ってもほめられたことがなかった私のほうこそ感動!
それからときどき、店が終わってから会うようになったのですが、「お釣りの渡し方が丁寧だ」とか「笑顔がいい」など、私の些細なことまでほめてくれる彼に、ときめくように。もっと進んだ関係になりたいけれど、今のままでいたいような。正直揺れています。
※女性セブン2014年8月21・28日号