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映画『かみさまとのやくそく』で胎内記憶が題材になった理由

 胎内記憶(母親の胎内にいた時や出産時の記憶)を持つという子供たちの証言を中心に構成された映画『かみさまとのやくそく』。2013年12月、東京・中野の小さな劇場で、完成披露試写会が行われたが、550席の会場は、受付開始5日で埋まり、キャンセル待ちが出るほどの盛況をみせた。その後も、口コミで話題となり、全国で自主上映会や劇場公開(東京・大阪)も行われ、現在もロングランで上映が続けられている。

 同作の監督を務めた荻久保則男さんが、胎内記憶を題材に取り上げた理由とは。

「前世に興味があって調べていた過程で、胎内記憶に辿りつきました。胎内記憶はファンタジーではなく、妊娠、出産、子育てに役立つ実学であるという池川明さん(胎内記憶研究の第一人者の産婦人科医)の研究を、子育てする人はもちろん、そうでない人にもシェアしていきたい、そして、自分自身を大事に生きてもらいたいと思ったのです」

 見終わった人からは「子育てが楽しみになった」「自分自身が生まれてきた理由を考えるきっかけになった」「母親に感謝したくなった」という声があがっている。

【『かみさまとのやくそく』】
 大阪『シアターセブン』、東京『アップリンク』にて劇場公開中ほか、全国にて自主上映会実施中。http://norio-ogikubo.info/

※女性セブン2014年9月4日号

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