しかもBIGは、1等が出なかった場合にその配当金が次回に繰り越されるキャリーオーバーが発生するため、6億円(今回は10億円)当せんのチャンスも多くなる。当たりが出にくいのでは……と思われがちだが、理論上の当せん確率は約480万分の1で高額くじ御三家のうち最も高い確率だ。一方、ジャンボ宝くじは購入機会が年5回と少ないが、毎回確実に当せんが出るのが魅力だ。
「BIGにはもう1つ、他のくじにはない魅力があるんです。たとえば対象試合のうち1試合が台風や大雨などでノーゲームになった場合、勝ち、負け、引き分けのいずれも“当たり”とみなされるため、14試合のところ13試合の結果が当たっていれば1等当せんとなります。台風シーズンでノーゲームになる可能性が高いこの時期にBIGを買うのが実は狙い目なんですよ」
*BIG当せん金の10億円はキャリーオーバー発生時の金額。通常は1等最高6億円。当せん金は、売上金額や当せん口数によって変動する。
※週刊ポスト2014年9月5日号