テレビ東京系『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』で再ブレーク中の蛭子能収さん(67才)が、喫茶店で霊視を行うマスターとして大注目の室井健助さん(58才)に鑑定された。「葬式で笑ってしまう」や「地元の名産品ではなく、カレーを頼む」など数々の逸話が語られている蛭子さんだが、2001年に51才の若さで亡くなった前妻からは、何かメッセージはあるのだろうか。
室井:前の奥さんはやさしかったでしょう。とても穏やかでいい奥さんだったよね。でも、手には死別とか離婚の相が出ていた。そういう運命だったんですよ。前の奥さんの夢を見ますか。
蛭子:いやあ、見ないんですよね。
室井:何で夢を見ないかわかりますか? それは、蛭子さんを心配していないからなんですよ。ちゃんとやってるのがわかってるから。できそこないの旦那を残して死んでいった場合は、心配で夜な夜な妻が夢に出てくるんです。今もそこにはいますよ。
蛭子:えっ?
室井:「あなた、よかったね、いい運が今年回ってきて。だから体にだけは絶対に気をつけないと駄目ですよ」って言ってます。これからもよく歩くようにされるといいですね。再婚された今の奥さんとの相性もいいですよ。ただ前の奥さんと違って、性格は結構強めかな(笑い)。
蛭子:強いです。すぐ怒るから怖いです(笑い)。今の女房は、19才下なんですけど、趣味が年寄りっぽくて、神社めぐりが好きなんですよね。
室井:今の奥さんは、前世は修行僧で、その前の前世が巫女さんでしたから。
蛭子:そうなんですか。しょっちゅう、神社に連れて行ってって言うんですよね。
室井:だからこそ芯の強いところがあるんですよね。おふたりの相性もばっちりですね。奥さんはやさしい人が好きで、蛭子さんはちょっと言われてるくらいがちょうどいいんです。
蛭子:そうかもしれませんね、へへっ。
室井:ただ、今の奥さんも、どっちかっていったら、太っ腹。蛭子さんは、博打をやらなきゃ金を使わないけど、奥さんは博打はしないけど気前よく使う。
蛭子:そうなんですよ。
室井:お金を貯めたいなら、そこは夫婦で気をつけられたほうがいいですね。
◆対談を終えて
室井:テレビで見た印象通り、正直で嘘がつけない人ですね。若い時の低迷期が嘘のように、これからは死ぬまで大運線が続く、ものすごい強運の持ち主です。今も充分腰が低いかたですが、これからはさらに3倍意識して腰を低くして過ごされると、さらに人に愛されると思いますよ。
蛭子:過去にも番組の企画とかで占いを受けたことはあったんですが、もう、何て言われたか、忘れてしまって…(笑い)。今みたいな忙しい時期はあと1年ぐらいもてばいいのかなと思っていたけど、こうやって仕事が続くって言われるとうれしいですね。自分の記憶力に自信がないから、今日聞いたことは、マネジャーに覚えていてもらいます(笑い)。
※女性セブン2014年11月6日号