1位? 早稲田や慶應、上智といった首都圏人気私立大学や関西の「関関同立」をも抜いて、全国トップの志願者数を獲得している? 4年間連続して1位だった明治大学は、不覚にも近大に首位の座を譲ることになったと聞いた。

 まさか、本当に? いったい、なぜ? 近大が志願者数日本一になったのには、どんな「理由(わけ)」があったのだろうか。

 難しいとされてきたクロマグロの養殖技術を、32年間の努力の積み重ねで達成してしまったように、志願者数日本一になったということも、近大の取り組みの中に明快な理由が横たわっているのだろうか。その「理由」を探しに、私は再び近大キャンパスへ取材に入った。

 マグロの完全養殖、行列ができるレストランの経営、カップ麺に志願者数日本一。イキのいい成果を次々に生み出していく近大のパワー。何が源泉なのか。

 探っていくうちに、私は気付かされた。これは、大学経営だけの話ではない。少子化社会の厳しさの中を生き抜くためのビジネスのヒントがいくつも隠れている、と。ビジネスの現場を取材し、「ヒット商品は主張する」という記事を月刊誌に連載している私が、近大についての本を書くことになったのには、たしかに「理由(わけ)」があったのだ。

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