【1】窓を閉め切った状態で、物音を聞く
「特に木造住宅では壁の厚さによって、音の聞こえ具合がかなり変わります。窓を閉めて、じっと静かにして就寝中に近い状態にすると、上や両隣の部屋、周辺の道路や近所の学校・商店などから、どれくらいの物音が聞こえるか、ある程度イメージできます」
【2】窓を開けて、周囲の家との目線が合わないかどうかを確認する
「周りの家と目線が合うと、プライバシーの問題だけでなく、防犯上のリスクにも。女性の1人暮らしではカーテンが開けられない――といったことに、なりかねません。部屋の中からだけでなく、ベランダに出て周囲をしっかり見回しましょう」
【3】2回以上チェックしてから決める
「午前中と夕方、平日と休日など、時間帯をずらして最低2回は行ってみること。また、不動産会社に案内された道以外も通って、周辺の環境も見ておきましょう。女性なら夕暮れ以降に行ってみて、夜間でも安全に歩けるかなども確認をオススメします」
【4】家族で住むなら、子供目線でのチェックも
「幹線道路から離れていても、抜け道になっていると、時間によって交通量が激増します。また、川などの危険な場所がないか、小児科や耳鼻咽喉科など、子供にとって必要な医療機関があるのかなども調べましょう。自治体ごとに子供の医療費や学費も違うので、公的なサービスもチェックした方がいいですね」
昨今は、不動産会社へ足を運ぶ前に、インターネットを利用して住まい探しをする人がほとんど。そこで秋津さんに、物件探しにはどんなサイトを選べば良いのか、また活用法についても教えてもらった。