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2015.06.01 07:00  週刊ポスト

北大路欣也 愛妻との老人ホーム入居決断させた両親との経験

 21歳の時に見初めた一般女性と34歳の時に結婚した北大路欣也(72)。『半沢直樹』(TBS系、2013年)の銀行頭取役で重厚な演技を見せ、『三匹のおっさん2~正義の味方、ふたたび!!~』(テレビ東京系、現在放送中)では町内を守る自警団というコミカルな役回りを担当し、ソフトバンクのCMでは「お父さん犬」の声優を務めるなど、芸の幅がますます広がりを見せている。

 2007年の紫綬褒章受章記念パーティでは、「受章は30年にわたって支えてくれた妻のおかげ」と語った。その愛妻との終の棲家に選んだのは都内の老人ホームだった。

 東映時代劇の映画俳優で片岡千恵蔵らとともに戦前・戦後の大スターだった市川右太衛門の次男として生まれ、13歳の時に映画『父子鷹』でデビュー。以来、スター街道を突っ走ってきた北大路だが、昭和の映画スター然として、プライベートはあまり明かしてこなかった。

 そんな北大路は今、妻とともに介護付き有料老人ホームで暮らしている。その老人ホームは都内にあり、高級ホテルさながらの設備を誇っている。ロビーには高級ソファが並び、食事は都会の夜景を見下ろすダイニングで、専属シェフの手による日替わりメニューを味わえる。ほかにもジャグジーやラウンジなどを備えている。

 また、ホームドクターと専属の看護師がいて健康管理は万全なうえ、介護が必要な状態になった時にはケアスタッフによる介護を受けられる。サービスも施設も至れり尽くせりだ。

 入居には一時金として数千万円、加えて食費など月々の費用が数十万円かかる超高級施設だという。

 だが、リタイア後ならいざしらず、現役バリバリの北大路が老人ホームで暮らしているとは意外である。北大路は東映撮影所のある京都で育ち、中学生の時に東京に移ったが、再び故郷の京都に住んでいた時期もあった。数年前までは北関東の高級別荘地でも北大路の姿が目撃されている。老人ホーム入居という選択の裏には、どのような心境の変化があったのだろうか。北大路の知人が語る。

「彼は仕事が忙しくて、しょっちゅう家を空けなければならない。奥さんは6歳年下で健康にも問題ないようですが、愛妻家の北大路さんとしては自分の留守の間に妻に何かあったらと心配でならない。それで万が一の時でも安心なホームに入ることを決めたようです。入居したのは1~2年前だったと聞いています」

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