ぴたんこテクニカルで予測の方向が一致したケース(図表2)
◆3つの予測方向が一致したときが狙い目?
この「第1近似」から「第3近似」までのその後の値動きの形状(近似チャートの白色部部分)をラインにして現在のチャートに当てはめたのが「未来予測チャート」の右側部分だ。ここが未来予測となる。この例では3つのパターンが上昇、横ばい、下落とわかれてしまったため判断に迷うところだ。近似値にも大差がないので決め手に欠ける。
一方で図表2は、ドル/円の日足に「未来予測チャート」を表示したものだ。いずれも横ばいから下落を示めしている。このように「第1近似」から「第3近似」までの予測結果がおおむね一致した時には、判断がしやすい。「未来予測チャート」は通貨ペア、チャートの時間軸を自由に変更できるから、3パターンの「未来予測チャート」の方向性が一致するものを探し、トレードに活かすという方法もあるだろう。
また、画面右側には「ランキング」が表示されている。これは後述する「お天気シグナル」で利用されているものと同じテクニカル指標を利用し、売買シグナルを総合的に判断した結果がランキング形式で表示されている。テクニカル指標ごとの買いシグナルを集計したポイントが「買い」に、売りシグナルを集計したポイントが「売り」に表示されている。ポイントが高いほど売買シグナルが強いことを意味する。