○(米)6月労働市場情勢指数 6日(月)午後11時発表
・予想は、+2.0
参考となる5月実績は+1.3。6月については、非農業部門雇用者数は5月実績を下回ったが、失業率は低下した。ただし、労働参加率はやや低下しており、5月実績をやや上回る水準にとどまる可能性がある。
○(米)5月貿易収支 7日(火)午後9時30分発表
・予想は、-428億ドル
参考となる4月実績は-409億ドル。4月は輸入額が減少し、サービスの輸出は順調に拡大している。5月については、石油の輸出入による赤字が低水準を続けることやサービス輸出がまずまず順調であることから、赤字幅は4月実績に近い水準にとどまる可能性がある。
○(日)5月経常収支 8日(水)午前8時50分発表
・予想は、+1兆5636億円
参考となる4月実績は+1兆3264億円。6月については、第1次所得収支の黒字が高水準を維持する見込みであることから、黒字幅は1兆円を超える見込み。貿易収支は赤字となる公算だが、赤字額に大きな変動はなく、市場予想は妥当な水準か。
○(日)6月国内企業物価指数 10日(金)午前8時50分発表
・予想は、前年比-2.2%
参考となる5月実績は-2.1%。6月については円安進行でコスト転嫁の動きが広がる可能性があり、企業物価の下落幅はやや縮小する見込み。5月実績の前月比は+0.3%だった。ただし、需要増加による物価上昇は当面期待できない。
○日米の主な経済指標の発表予定は、8日(水):(日)6月景気ウォッチャー調査、9日(木):(日)5月機械受注、10日(金):(米)5月卸売在庫
【予想レンジ】
・米ドル/円:121円00銭-125円00銭