○(米)6月中古住宅販売件数 22日(水)午後11時発表
・予想は、540万戸
参考となる5月実績は535万戸の増加し、2009年11月以来の高い水準になった。労働市場や景況感の改善などが支援材料となっている。中古住宅市場は当面堅調との見方は多く、6月についても5月実績を若干上回る可能性があり、市場予想は妥当な水準か。
○(日)6月貿易収支 23日(木)午前8時50分発表
・予想は、+458億円
参考となる6月上中旬の貿易収支は-1565億円。赤字幅は前年同月比-80.7%と急減している。輸出は増加、輸入は減少しており、貿易収支は改善基調を維持している。6月の貿易収支は小幅黒字となる可能性があり、市場予想は妥当な水準か。
○(米)6月景気先行指数 23日(木)午後11時発表
・予想は、前年比+0.1%
参考となる5月実績は+0.7%。市場予想は+0.4%だった。米経済の先行きに対する期待感が広がったことで5月は高い伸びを記録した。6月については、5月の反動で横ばいか若干上昇する見込み。景気の先行きに対する見方は大きく変わっていないことから、市場予想は妥当か。
○(米)6月新築住宅販売件数 24日(金)午後11時発表
・予想は、54.0万戸
参考となる5月実績は前月比+2.2%の54.6万戸。市場予想の52.5万戸程度を上回った。5月は東北部での販売が大幅に増加。西部では10%を超える増加を記録した。住宅在庫は4月実績と同水準で増加していない。6月については労働市場の改善を背景に5月実績と同水準の販売件数が予想されており、市場予想は妥当な水準か。
○日米の主な経済指標の発表予定は、22日(水):(米)5月FHFA住宅価格指数、23日(木):(米)シカゴ連銀全米活動指数
【予想レンジ】
・米ドル/円:122円50銭-125円50銭