前田健太と早穂夫人(共同通信社)
「カブスとマイナー契約を結ばせて頂きました。メジャーに上がれるように必死に頑張っていきます」──大リーグのデトロイト・タイガースから解雇され、退団していた“マエケン”こと前田健太投手(37)が5月15日(現地16日)、自身のインスタグラムで今後もアメリカに残ることを報告した。
NPBの広島時代は2度の最多勝、3度の最優秀防御率のタイトルに輝き、不動のエースとして活躍した前田投手。だが、メジャー10年目の今季は、公式戦7試合で0勝0敗の防御率7.88と苦しいシーズンを送っていた。
前田投手の去就を巡ってはNPB復帰の可能性も囁かれたが、日米通算200勝まで残り35勝の右腕はメジャー昇格を目指す道を選択した。そうしたなか、渡米以来、一家の大黒柱を支え続けた元女子アナ妻は一足先に帰国し、日本での生活をスタートさせていた──。スポーツジャーナリストが語る。
「前田投手は2012年に当時、東海テレビのアナウンサーだった早穂夫人(39)と結婚しました。翌年に長女、2018年に長男を授かり、野菜ソムリエやアスリートフードマイスターの資格を持つ早穂夫人が彼をサポートし続けていました。メジャー挑戦後は家族でアメリカに移住し、彼女のSNSには海外生活を楽しむファミリーの写真が数多く投稿されていました」
日本時間5月2日に戦力外通告を受けた前田投手だったが、その約1カ月前に妻は夫をアメリカに残して帰国する決断を下していた。
「早穂さんは、3月31日に投稿した自身のインスタグラムでアメリカでの生活に別れを告げていました。英文で《あなたとの旅はとてもエキサイティングだったけど、同時に、うまくいかない日もたくさんあったし、とても泣いた。(略)この10年のターニングポイントで、子どもたちと私は日本に帰国することになりました》というメッセージが綴られていました」(同前)