○(米)6月耐久財受注 27日(月)午後9時30分発表
・予想は、前月比+3.0%
参考となる5月実績は-2.2%。ただし、航空機を除く非国防資本財は増加している。6月については、航空機受注の減少が一服するとの見方があり、全体の数字は前月比である程度増加する見込み。市場予想は妥当な水準か。
○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合 29日(水)日本時間30日午前3時結果判明
・予想は、金融政策の現状維持
15、16日に行われたイエレンFRB議長の議会証言では、年内に利上げを行う見通しであることが示された。7月のFOMC会合で利上げが行われる可能性はゼロに近いものの、9月利上げの有無について何らかの見解が示される見込み。慎重なペースで利上げを進めることについても、今回の会合で何らかの見解が示されるものとみられる。
○(米)4-6月期国内総生産速報値 30日(木)午後9時30分発表
・予想は、前期比年率+2.5%
参考となる1-3月期確定値は前期年率-0.2%に上方修正された。個人消費支出が上方修正されたことが寄与した。4-6月期については、小売売上高、企業在庫、雇用統計などの数値など参考にすると2%台のプラス成長になる見込み。なお、アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPナウ」は、前期比年率+2.4%と予想している。
○(日)6月全国消費者物価コア指数 31日(金)午前8時30分発表
・予想は、前年比+0.1%
参考となる5月実績は前年同月比+0.1%、また、先行指標となる6月の東京都区部消費者物価コア指数は、前年比+0.1%だった。物価上昇率は鈍化しつつあるが、物価下落の状態が長く続くとの見方は少ない。為替相場の動向などを考慮すると市場予想は妥当な水準か。
○日米の主な経済指標の発表予定は、28日(火):(米)5月S&P/ケース・シラー総合-20、(米)7月消費者信頼感指数、31日(金):(日)6月完全失業率
【予想レンジ】
・米ドル/円:122円50銭-125円50銭