神奈川県在住の主婦・里中遥さん(仮名・41才)はある日、知人から「ひどいこと書かれているよ」と言われ、ネットの巨大掲示板を見て絶句した。
「私の実名とともに、“この女は酒を飲むと誰とでもヤる”“おれもお世話になった”と根も葉もないことを書かれていました。しかも、私の住むマンション名や家族のことまで細かく書き込まれていました」(里中さん)
中傷の書き込みを削除したいが、どうしたらいいかもわからず、ストレスで体重が激減した。幸い、夫の知り合いの弁護士が助けてくれて、ネットに書き込んだ人物を特定できた。
「裁判所に情報開示請求を申し立てて加害者を特定したら、なんと私と同じスポーツクラブに通う主婦でした。私の些細な態度が気に入らず、私のブログやツイッターから情報を集めて、ネットに書き込んだようです。名誉毀損で損害賠償請求しましたが、心の傷は癒えません」(里中さん)
※女性セブン2015年8月20・27日号