ライフ

インスタで話題の沼サン うまく作るコツを考案者妻が解説する

インスタで話題の沼サン

 インスタグラムで最近話題になり、書籍化もされた“沼サン”がブームだ。沼サンとは、陶芸家の大沼道行さんが作るキャベツがたっぷり入った具だくさんのサンドイッチ。普通のサンドイッチと比較すると、そのボリュームの差は歴然。妻である由樹さんが10年ほど前からネットの日記でたびたび公開していたが、インスタグラムでレシピを初めて公開した今年2月から急速に拡散。自分なりの沼サンを作って投稿する人も増えている。沼サンとはどう作るのか、どんなきかっかけで誕生したのかなどを妻の由樹さんに訊いた。

――そもそも、どういうサンドイッチを沼サンと呼ぶのでしょうか?

大沼由樹さん:とろけるチーズとベーコンをのせてトーストした食パンに、キャベツをメインに具をたくさん挟んだサンドイッチです。10年以上前、夫が陶芸家を目指して修業していた時に作ったのが始まりです。当時、夫はひとり暮らし。男性のひとり暮らしって野菜不足になりがちで、それを解消しようと朝食にパンとサラダを食べていたようです。

やがて“パンに挟めば早く食べられるし、おいしいはず!”と思いつき、沼サンの原形となるキャベツ多めのサンドイッチができました。キャベツにしたのは、1個のカサが大きいこと、1年中手に入って価格も手ごろなこと、他の食材との相性もよく生でも焼いても煮てもおいしくて使い回しが効くからです。

――由樹さんはそのサンドイッチを初めて見たとき、どう思いましたか?

由樹さん:結婚してから朝食に作ってくれたのですが、皆さんと同じく、キャベツの量にまず驚きました(笑い)。でも、食べてみると懐かしくてホッとする味ですぐ好きになりました。我が家の朝食はだいたいこのサンドイッチ。前の日の夕飯で余ったおかずなどを入れたりします。

――最初から“沼サン”という名前がついていたのですか?

由樹さん:いいえ。インスタにレシピをあげた頃に、大沼の夫が作るサンドイッチという意味で、私がネーミングしました。それまで10年ほど、自分のインターネットサイトの日記ではこのサンドイッチをアップしていたので、周りの人は“大沼さんちの定番のサンドイッチだ~”とお馴染みだったと思いますが、名前は特にありませんでした。

 軽い気持ちでネーミングしただけなのですが、サンドイッチなのに沼って単語がつくので“いったいどんな食べ物なんだ?”と結果的に興味をひくきっかけになりました。沼津(静岡県)のサンドイッチなの? 沼みたいにドロドロの具が入っているの?って(笑い)。

――味付けにはどんな調味料を使っていますか?

関連キーワード

トピックス

17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
本誌『週刊ポスト』の高利貸しトラブルの報道を受けて取材に応じる中条きよし氏(右)と藤田文武・維新幹事長(時事通信フォト)
高利貸し疑惑の中条きよし・参議院議員“うその上塗り”の数々 擁立した日本維新の会の“我関せず”の姿勢は許されない
週刊ポスト
大谷翔平の妻・真美子さんの役目とは
《大谷翔平の巨額通帳管理》重大任務が託されるのは真美子夫人か 日本人メジャーリーガーでは“妻が管理”のケースが多数
女性セブン
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者
【新宿タワマン刺殺】ストーカー・和久井学容疑者は 25歳被害女性の「ライブ配信」を監視していたのか
週刊ポスト
店を出て染谷と話し込む山崎
【映画『陰陽師0』打ち上げ】山崎賢人、染谷将太、奈緒らが西麻布の韓国料理店に集結 染谷の妻・菊地凛子も同席
女性セブン
高橋一生と飯豊まりえ
《17歳差ゴールイン》高橋一生、飯豊まりえが結婚 「結婚願望ない」説を乗り越えた“特別な関係”
NEWSポストセブン
西城秀樹さんの長男・木本慎之介がデビュー
《西城秀樹さん七回忌》長男・木本慎之介が歌手デビューに向けて本格始動 朝倉未来の芸能事務所に所属、公式YouTubeもスタート
女性セブン
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
女性セブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
離婚のNHK林田理沙アナ(34) バッサリショートの“断髪”で見せた「再出発」への決意
NEWSポストセブン
フジ生田竜聖アナ(HPより)、元妻・秋元優里元アナ
《再婚のフジ生田竜聖アナ》前妻・秋元優里元アナとの「現在の関係」 竹林報道の同局社員とニアミスの緊迫
NEWSポストセブン
大谷翔平(左/時事通信フォト)が伊藤園の「お〜いお茶」とグローバル契約を締結したと発表(右/伊藤園の公式サイトより)
《大谷翔平がスポンサー契約》「お〜いお茶」の段ボールが水原一平容疑者の自宅前にあった理由「水原は“大谷ブランド”を日常的に利用していた」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 岸田首相の脱法パーティー追撃スクープほか
「週刊ポスト」本日発売! 岸田首相の脱法パーティー追撃スクープほか
NEWSポストセブン