芸能

『マッサン』エリー 20年前の自分に「もっと日本語勉強を」

『マッサン』のエリーが髪をバッサリ

 NHK連続テレビ小説『マッサン』でエリーを演じたシャーロット・ケイト・フォックス(29才)。9月5日21時から放送のドラマ『名探偵キャサリン』(テレビ朝日系)に出演し、自身初のアルバム『Wabi Sabi』(ユニバーサルミュージック)が発売中と大活躍中だ。

――もしも2年前の自分に、“あなたは2年後、日本のドラマに出演し、たくさんの人に愛されていますよ”と伝えたら、どんなリアクションをすると思いますか。

「ムリ! そんなのゼッタイに信じないと思う(笑い)。それくらい、日本でデビューできたことは私にとってアメージングなことで。初回のオーディションに合格したというメールを受け取った時も、信じられなくて、10回くらいメールを読みなおしたし、今でも時々、何で私はここにいるんだろうって思うことがあるくらいだから」

 くりくりした瞳を大きく見開き、いたずらっぽく笑った彼女は、でも…と、声をひそめた。

「もしも、20年前の自分に会えるなら、こう言ってあげたい。もっと日本語の勉強をしておいたほうがいいよって(笑い)」

 意味と感情を理解し、せりふは一言一句すべて丸暗記。何度も、何度も、覚えるまで繰り返し口にして撮影に臨んだ。

「ちゃんと言えるのか。これで合っているのか、不安で眠れなくなったこともありました。ここまで来られたのは、玉山(鉄二)さんをはじめとする共演者のかたや、スタッフのかたたちが、励まし、温かく見守り、肩をたたいてくれたおかげです。私にチャンスをくれた日本という国と、すべての人に、感謝しています」

撮影■藤本和典

※女性セブン2015年9月10日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

「夢みる光源氏」展を鑑賞される愛子さま
【9割賛成の調査結果も】女性天皇についての議論は膠着状態 結婚に関して身動きが取れない愛子さまが卒論に選んだ「生涯未婚の内親王」
女性セブン
勝負強さは健在のDeNA筒香嘉智(時事通信フォト)
DeNA筒香嘉智、日本復帰で即大活躍のウラにチームメイトの“粋な計らい” 主砲・牧秀悟が音頭を取った「チャラい歓迎」
週刊ポスト
『虎に翼』の公式Xより
ドラマ通が選ぶ「最高の弁護士ドラマ」ランキング 圧倒的1位は『リーガル・ハイ』、キャラクターの濃さも話の密度も圧倒的
女性セブン
羽生結弦のライバルであるチェンが衝撃論文
《羽生結弦の永遠のライバル》ネイサン・チェンが衝撃の卒業論文 題材は羽生と同じくフィギュアスケートでも視点は正反対
女性セブン
“くわまん”こと桑野信義さん
《大腸がん闘病の桑野信義》「なんでケツの穴を他人に診せなきゃいけないんだ!」戻れぬ3年前の後悔「もっと生きたい」
NEWSポストセブン
中村佳敬容疑者が寵愛していた元社員の秋元宙美(左)、佐武敬子(中央)。同じく社員の鍵井チエ(右)
100億円集金の裏で超エリート保険マンを「神」と崇めた女性幹部2人は「タワマンあてがわれた愛人」警視庁が無登録営業で逮捕 有名企業会長も落ちた「胸を露出し体をすり寄せ……」“夜の営業”手法
NEWSポストセブン
中森明菜
中森明菜、6年半の沈黙を破るファンイベントは「1公演7万8430円」 会場として有力視されるジャズクラブは近藤真彦と因縁
女性セブン
食品偽装が告発された周富輝氏
『料理の鉄人』で名を馳せた中華料理店で10年以上にわたる食品偽装が発覚「蟹の玉子」には鶏卵を使い「うづらの挽肉」は豚肉を代用……元従業員が告発した調理場の実態
NEWSポストセブン
撮影前には清掃員に“弟子入り”。終了後には太鼓判を押されたという(時事通信フォト)
《役所広司主演『PERFECT DAYS』でも注目》渋谷区が開催する「公衆トイレツアー」が人気、“おもてなし文化の象徴”と見立て企画が始まる
女性セブン
17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
店を出て染谷と話し込む山崎
【映画『陰陽師0』打ち上げ】山崎賢人、染谷将太、奈緒らが西麻布の韓国料理店に集結 染谷の妻・菊地凛子も同席
女性セブン
昨年9月にはマスクを外した素顔を公開
【恩讐を越えて…】KEIKO、裏切りを重ねた元夫・小室哲哉にラジオで突然の“ラブコール” globe再始動に膨らむ期待
女性セブン