「特に注目は『名駅前CC』です。この売り場は年末ジャンボには強く、16年連続で億を出し続けている。東京、大阪に次ぎ、10年間で大当たり78本の実績がある売り場です。しかし実は、1等本数が減った影響もあり、今年はジャンボでまだ1等を出していません。これは過去になかったこと。それを売り場の思いとしてため込んだ力が、この年末に一気に爆発しそうな予感があります」(山口氏)
売り場だけでなくエポックくじに強い「地域」もある。『八丁堀CC』や『みずほ銀行広島支店八丁堀売り場』などの有名売り場がある広島市中区だ。
「ここでは過去4回のうち3回で3つの売り場から1等が合計3本出ています」(山口氏)
奇跡の地域はまだある。まずは秋田県能代市だ。過去2回の「エポックくじ」で、市内の『北嶋商店』と『能代CC』で合計2本の1等が出た。大阪府八尾市も負けてはいない。2013年の年末ジャンボでは、たった4キロしか離れていない2つの売り場で1等・前後賞7億円が出た。また大分県大分市でも、過去3回で4つの売り場から1等が計4本出ている。
※週刊ポスト2015年12月25日号