私「安心して下さい。それてないと思います。作者の方はどういうつもりでこの句をお作りになったんですか?」
担当者「愛する妻を思う句だとおっしゃってました。選者のみなさんも、そういう気持ちが感じられるいい句だということでお選びになったと聞いています」
私「ところで、伊勢うどん大使の私としては、さぬきうどんさんが『太目』を強調なさることに対しては、釈然としない気持ちがあるのですが。『強いコシ』はいいとして」
担当者「……貴重なご意見、ありがとうございます」
今回の発売延期騒動に対しては、毒蝮三太夫さんやブラックマヨネーズの吉田敬さんらも、疑問や怒りの声をあげています。仮にこのまま発売中止になったら、ますますクレーム大国、イチャモン天国になってしまうのではないかと懸念しましたが、うどん県はけっしてコシ砕けになっているわけではありませんでした。
12月18日の時点ではまだ結論は出ていませんが、「年内には決めたい」とのこと。結論が出て準備が整ったら、いったん中止になっている「年明けうどん」の特設サイトからの「うどんかるた」の無料ダウンロードや商品の通信販売も再開されて、県内のうどん店や空港での販売もスタートする予定です。
関係者のみなさんには、いつも食べているさぬきうどんで培った粘りゴシで、今回の騒動で注目が集まったことを逆手にとって、かるたの魅力や年明けうどんの習慣をさらに(う)どんどんアピールしてもらいましょう。がんばれうどん県! 負けるなうどん県!