マイホームの購入やリフォームには、相当なお金がかかるもの。けれど、賢く申請すれば戻ってくるお金も大きくなる。とくに手厚いのが「省エネ」関係だ。省エネを重視して家を改修すれば最大25万円、太陽光パネルを取り付ければ20万円を上限に、税金が控除される制度がある。庭木を植えたら「生垣緑化助成金」がもらえる自治体もあり、なかには東京都品川区のようにプランターや花壇、ベランダの緑化も対象にしている自治体まで。
介護は金銭面でも大きな負担だが、介護保険を賢く利用すれば、かなりの出費が浮く可能性がある。
例えば要介護認定を受けた人が住む家で、手すりの取り付けや段差の解消などのリフォームをした場合、20万円を限度としてその費用の最大9割(18万円) が支給される。所得税が最大20万円控除になる「バリアフリー改修特別控除」とも併用が可能だから、1粒で2度おいしい制度だ。
介護用具にも何かとお金がかかるが、腰掛け便座やポータブルトイレ、入浴補助器具などを買った時に、介護保険から購入費用の8~9割がもらえる仕組みもある。新年早々のお年玉がゲットできないか、じっくり検討してみてほしい。
※女性セブン2016年1月21日号