うどんチェーン店では、うどんを引きたてる様々な「お供」が用意されている。その人気ランキングを調べると、香川のうどん店では「天ぷら」が定番だが、「はなまるうどん」では意外にも「鶏の唐揚げ」が1番人気だという。2位はちくわ磯辺揚げ、3位にはヘルシーかき揚げが続いた。
天ぷらは「うどんに乗せ、出汁に浸かったヒタヒタの衣をほぐしながら食べる」のが多数派だとか。また香川では、お供として1年中「おでん」を出す店舗も多い。
フードジャーナリストのはんつ遠藤氏が選ぶ、うどんの「お供」は1位:ちくわ天、2位:半熟卵の天ぷら、3位:油揚げという結果になった。
「縦半分に切ったちくわ天より、まるまる1本を揚げる店や、『半熟卵の天ぷら』がある店はレベルが高いですね」(はんつ遠藤氏)
大阪出身で、おじが経営していたうどん屋を現在は兄の石井巧さんが引き継ぎ「帝塚山めん処 いし井」を営んでいる、タレント・ラサール石井氏(60)が選ぶ、うどんの「お供」は、1位が油揚げだ。この油揚げは、甘くて大きな関西風のもの。2位がコロッケで、3位は梅干しと続く。
「出汁に浸かったコロッケが大好物。肉うどんには油揚げ&梅干し(南高梅など甘め)を入れるのが『ラサール流』です」(ラサール石井氏)
※週刊ポスト2016年2月5日号