当の石坂本人はスポーツ紙などの取材に「どうせ放送されないから、何を言っても大丈夫だと安心してやっていますよ」と答えるなど、騒動に対しては大人の対応を見せている。石坂ほどの大物でも、相手がプロデューサーとなれば侮辱的な仕打ちでも耐えなければならないのだろうか。
「どうまとめるかは制作側が決めることなので、出演者は普通、制作に口出しはしないものです。映画なんかでも、監督がシーンをカットしたからといって文句を言う役者はいませんよね。石坂さんは役者さんだから、そのことをよくわかってらっしゃるんだと思います。カメラの前で自分の役割をきちんとこなすことができて、ギャラもちゃんと出ているのであれば、淡々と仕事を続けるのはある意味プロなら当たり前のことです。ただ、こういうことが明るみに出たのは石坂さんに対して失礼。応援してきた視聴者としても、残念なことです」
4月からは石坂に代わり、フリーアナウンサーの福澤朗(52)が司会を務める。そして石坂は、BSジャパンで4月からスタートする新番組『開運!なんでも鑑定団・極上!お宝サロン(仮)』の司会に就任することが決まった。本家からは去るが、新しい居場所ができたことでファンは一安心か。結果的にこれで良かったのかどうかは、微妙なジャッジである。