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中国紙 ミニスカ等日本人の薄着に驚きその秘密を探る

 春節を迎え、日本では爆買い訪日中国人観光客の話題には事欠かないが、日本を訪問した中国人にとって大きな驚きは凍てつく冬の寒さにもかかわらず、日本人の若い女性があまりに薄着であることだ。

 女子中高校生はミニスカート姿で太ももをさらけ出しており、「大丈夫? 風邪ひかないかしら」などと思ってしまうらしい。中国共産党機関紙「人民日報」系の国際関係紙「環球時報」(電子版)はこのような若い日本人女性の薄着の謎に挑んでいる。

 同紙は1月中旬、日本列島を襲った大寒波で大量の雪が降った際、日本を訪れた記者のルポを掲載。気温は零下だが、女子中高生の一団が傘もささずに、ミニスカート姿で街なかを闊歩していることにびっくりしたと書き出している。

 さらに、日本では小学生や幼稚園児も、男子は半ズボンで、女子はスカート姿。しかも、多くの子供は、上半身は制服でコートは着ておらず、「信じられないくらいの薄着だ」と書いている。

 同紙はその秘密について、まず「彼女らは『ホッカイロ』というすぐれものの防寒用品を持っている」と伝えている。ホッカイロはコンビニエンスストアやドラッグストアで、「30個入りでも700円(約40元)で売っている」としている。

 その次に、「薄着だが、その素材が暖かい」として、「下着は暖かいヒートテック製で、その上に、フリース素材のものなどを着ており、しかも安い」と指摘する。

 さらに、「電車や駅の待合室は暖房が入っており、暖かくて、薄着でも大丈夫。日本の公共交通機関は至れり尽くせりだ」と伝えている。また、「家庭ではお風呂に入れる入浴剤がすぐれもので、これを入れると湯冷めしにくく、体の芯からポカポカと温まる」としている。

 しかし、若いころはまだ元気だが、やはり年をとってから、このような薄着のツケはやってくるとして、中年以降、「免疫力が低下し、関節炎などの悩まされている女性は多いのではないか」と締めくくっている。

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