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2016.02.24 07:00  週刊ポスト

テレビ界のいじめ 若手お笑い芸人は格好の標的

大物芸能人ですらターゲットに(石坂浩二)

 華やかに映るテレビの世界だが、放送されないスタジオの裏側では陰湿で狡猾ないじめが横行している。『開運! なんでも鑑定団』(テレビ東京系)で勃発した騒動のように芸歴50年の大御所・石坂浩二(74)のような大物たちでもターゲットになるのだから、立場の弱い出演者はさらに苛酷だ。特に「ひな段芸人」の椅子を争う若手のお笑い芸人は格好の標的となる。

「以前、顔の落書きを歯磨き粉で消すという実験をさせられた若手芸人がいました。実験は成功したものの顔が真っ赤に腫れ上がった。その顔を見たディレクターは“このVTR使えねぇな。視聴者引いちゃうし”と一言の謝罪もなく笑いながらお蔵入りにした。

 そんな仕打ちにも芸人たちは決して逆らえない。

 それどころか番組に少しでも映るために、スタッフのリクエストに応えて合コンのセッティングもします。しかもスタッフが喜ぶ美女を連れていかなければならない。

 先輩芸人の命令なら当然従います。でも、なんで大して歳の変わらないサラリーマンの要求を聞かなければならないのか釈然としませんが、断われない。だから多少の無理は当たり前。以前、スギちゃん(42)が10メートルの高さからプールに飛び込み、全治3か月の胸椎骨折をしたことがありましたけど、それも“ここで飛ばないと次はない”というプレッシャーがあったんでしょうね」(若手芸人)

 芸能評論家の三杉武氏はこう語る。

「ギャラが安い若手芸人を使うも使わないも制作側の胸三寸。彼らの立場が強くなったことで、テレビマン側に“言うことを聞いて当たり前だ”という感覚が生まれているのでしょう」

※週刊ポスト2016年3月4日号

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