Q:交差点を右折する時も車と同様に斜めに渡っていい?
A:二段階右折をする
右折したい場合、自転車は二段階右折で渡るのが正解。警視庁の調べによると、事故の7割が交差点や交差点付近で起きており、出会い頭の事故のほか、左折車による自転車の巻き込みや右折車と直進自転車の衝突事故も多い。交差点を渡る時は、「右・左・右・右後方」の安全確認を行うこと。信号無視や一時不停止は、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金を科せられることもある。
Q:信号は「車用」を見るの?
A:信号の種類や走っている場所で守るべき信号は異なる
原則として自転車は車道を走るもの。そのため、車用の信号を見るのが正解。ただし、歩道を走行している場合は歩行者用を、「歩行者・自転車専用」の表示がある場合はその信号に従って。以下の3つのパターンはよくあるケースなので、覚えておこう。
●車道走行時は車用の信号を見て車道の左寄りを走行
信号は対面する信号機に従うのが原則なので、車道走行時は、車道の信号に従う。自転車横断帯がない場合は、車道の左寄りを走る。
●「歩行者・自転車専用」表示のある信号はそれに従う
歩行者用の信号機に「歩行者・自転車専用」の表示がある場合、歩行者用の信号に従う。ただし、走る場所は車道か自転車横断帯なので注意を。
●歩道走行時は歩行者用の信号を見る
歩道走行時は、歩行者用の信号に従い、自転車横断帯を走る。自転車横断帯がない場合は、歩行者の通行を邪魔しないよう徐行するか、自転車を降り、押して渡る。
※女性セブン2016年3月17日号