コラム

メール配信システム手がけるエイジア 業績拡大生む成長戦略

 株式市場が乱高下する中で、投資妙味が高いのが中小型株。全体相場の下落に逆行して値上がりする銘柄も少なくない。では、今後の注目銘柄にはどんなものがあるのか。ケイ・アセット代表・平野憲一氏が解説する。

 * * *
 日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)が大きく下げた中でも、新興市場の株価指数の下げは軽微だった。中小型株に狙いを定めてきた投資家は、それほどダメージを受けていないはずだ。それどころか、日経平均が急落している中で値を上げた中小型株も少なくない。今後も業績を精査し、成長が拡大すると思われるIT関連などの中小型株を中心に狙った方が得策ではないか。

 そうした中で個別銘柄に目をやると、メール配信システムを主力に手がけるエイジア(東証マザーズ・2352)に、今年大化けがあると期待している。足元の業績は快調で、2016年3月期の第3四半期累計決算は売上高が前年同期比9.2%増の8億2400万円、営業利益が同27.7%増の1億5300万円となった。通期業績も売上高は前期比9.6%増、営業利益は同23.2%増を予想している。

 同社は、大手企業を相手にインターネットを使った販売促進サービスを提供し、メールを使った販促ソリューションに強みを持つ。

 昨年11月には、富裕層や中間所得層が拡大するマレーシアでの事業強化を狙って、地元のマーケティング支援企業を買収。さらに、ビッグデータ解析や人工知能開発のメタデータ(未上場)と資本・業務提携し、ネットから手紙が送れるウェブサービスを展開するデジタルポスト(未上場)とも業務提携するなど、次なる成長戦略も着々と進めている。

 そこから生み出されるサービス戦略は、今後大きく伸び、業績も年率2割、3割と急速に拡大していくと見ている。

※マネーポスト2016年春号

トピックス

元KAT-TUNの亀梨和也との関係でも注目される田中みな実
《亀梨和也との交際の行方は…》田中みな実(38)が美脚パンツスタイルで“高級スーパー爆買い”の昼下がり 「紙袋3袋の食材」は誰と?
NEWSポストセブン
5月6日、ニューメキシコ州で麻薬取締局と地区連邦検事局が数百万錠のフェンタニル錠剤と400万ドルを押収したとボンディ司法長官(右)が発表した(EPA=時事)
《衝撃報道》合成麻薬「フェンタニル」が名古屋を拠点にアメリカに密輸か 日本でも薬物汚染広がる可能性、中毒者の目撃情報も飛び交う
NEWSポストセブン
警察官になったら何をしたい?(写真提供/イメージマート)
警察官を志望する人の目的意識が変化? 「悪者を倒したい」ではなく安定した公務員を求める傾向、「事件現場に出たくない」人も 
NEWSポストセブン
カトパンこと加藤綾子アナ
《慶應卒イケメン2代目の会社で“陳列を強制”か》加藤綾子アナ『ロピア』社長夫人として2年半ぶりテレビ復帰明けで“思わぬ逆風”
NEWSポストセブン
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《2人で滑れて幸せだった》SNS更新続ける浅田真央と2週間沈黙を貫いた村上佳菜子…“断絶”報道も「姉であり親友であり尊敬する人」への想い
NEWSポストセブン
ピンク色のシンプルなTシャツに黒のパンツ、足元はスニーカーというラフな格好
高岡早紀(52)夜の港区で見せた圧巻のすっぴん美肌 衰え知らずの美貌を支える「2時間の鬼トレーニング」とは
NEWSポストセブン
事務所も契約解除となったチュ・ハンニョン(時事通信フォト)
明日花キララとの“バックハグ密会”発覚でグループ脱退&契約解除となった韓国男性アイドルの悲哀 韓国で漂う「当然の流れ」という空気
週刊ポスト
かつて人気絶頂だった英コメディアン、ラッセル・ブランド被告(本人のインスタグラムより)
〈私はセックス中毒者だったがレイプ犯ではない〉ホテルで強姦、無理やりキス、トイレ連れ込み…英・大物コメディアンの「性加害訴訟」《テレビ局女性スタッフらが告発》
NEWSポストセブン
お笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二。9ヶ月ぶりにメディアに口を開いた
【休養前よりも太ってしまった】元ジャンポケ斉藤慎二を独占直撃「自分と関わるとマイナスになる…」「休みが長かった」など本音を吐露
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一(右/時事通信フォトより)
《TOKIO解散後の生活》国分太一「後輩と割り勘」「レシート一枚から保管」の節約志向 活動休止後も安泰の“5億円豪邸”
NEWSポストセブン
中山美穂さんをスカウトした所属事務所「ビッグアップル」創設社長の山中則男氏が思いを綴る
《中山美穂さん14歳時の「スケジュール帳」を発見》“芸能界の父”が激白 一夜にしてトップアイドルとなった「1985年の手帳」に直筆で記された家族メモ
NEWSポストセブン
STARTO ENTERTAINMENTの取締役CMOを退任することがわかった井ノ原快彦
《STARTO社取締役を退任》井ノ原快彦、国分太一の“コンプラ違反”に悲しみ…ジャニー喜多川氏の「家族葬」では一緒に司会
NEWSポストセブン