起終点間の最短料金でルート選択がしやすくなる
第2の変更点がETC車の場合、出発地と目的地が同じであれば、どの経路を利用しても起終点間の最短距離の料金となる(※4)。これらの変更により、首都高に集中していた車が分散され、交通流動の最適化が期待される。
ここ数年、次々と開通、延伸が進み、便利になっている首都圏の3環状道路。渋滞緩和への効果が期待されているが、整備経緯の違いなどによって、首都高に比べて圏央道の料金は割高で、利用を敬遠するケースも少なくなかった。
新料金体系ではETC車の場合、同一起終点間であれば最短距離の利用料金に統一され、外環道や圏央道は実質的に引き下げや割引となる(※4)。
ゴルフやレジャー、アウトレットモールでのショッピングなどでも利用ルートの選択肢が増えるので、シーンに合った移動選択に活用したい。