【ツメが付くネタといえば穴子? 鰻?】
甘いツメが塗られた寿司ネタといえば、江戸前寿司が主流の関東ではアナゴが一般的だが、関西ではウナギである。
【鯛の皮は残す? それともひく?】
関西でよく見かける「鯛の松皮造り」。皮目のコリコリした味わいを楽しめるが、東日本ではほとんど見かけない。
【西へ向かうほど甘~くなる!】
酢飯と醤油は、西へ向かうほど甘くなる。チェーン店は全国均一のため、地元のグルメ系回転寿司でチェックすべき。
【山陰は回転寿司不毛の地?】
海の幸が豊富な山陰地方は、安くて質の高い“廻らない寿司”が充実しているため、回転寿司にとっては鬼門といわれる。
【レギュラーネタにあの高級白身】
山口や九州では、フグも廻る。現地では「フク」と呼ばれるが、長崎県の島原での呼び名はなんと「ガンバ」だとか。
【上方に今も残る箱寿司の伝統】
箱寿司が主流だった名残か、関西には現在も「木寿司」というものがある。これは箱に入った寿司ではなくシメサバのこと。
【バリエーション豊富ないなり寿司】
酢飯を米俵状に包む東に対して、西は三角形など形もいろいろで、中身も五目飯やひじき飯などバリエーション豊富。
※週刊ポスト2016年4月15日号