『食卓塩』、『あずきバー』、『ガリガリ君』…そんな誰もが知る定番商品が、24~25年ぶりに値上がりした。この値上げは、原材料の高騰などが企業努力では切り抜けられない事態にまで達したためだ。
直撃するのは、消費者のお財布だ。この値上げラッシュをどう突破するか。その一助となるだろう、細かすぎる節約術を紹介する。
【3日に1回切り干し大根】
「3日に1回、切り干し大根をおかずにしています。おいしいし安いし、かさが増える、最高の節約食材です!」(50才・主婦)
【野菜は絶対使い切る】
「キャベツの芯は焼いて甘くして食べて、野菜くずは煮詰めてだしにします。トマトのへたも捨てず、ベランダ菜園の肥料にします。野菜は絶対に使い切ります」(49才・主婦)
【ゆで汁はブイヨン】
「野菜や肉のゆで汁は捨てずに、空の牛乳パックに入れて冷凍。スープや炊き込みご飯をつくるときにブイヨン代わりに使います」(53才・主婦)
【刺身のつまはみそ汁の具】
「お刺身を買ったときについている大根のつまは、洗ってとっておいて、翌日のみそ汁の具にします」(78才・主婦)
【高い利回りのデパート積立】
「気に入ったデパートがあれば、友の会に入って、毎月積み立てをするのがいいでしょう。商品券での受け取りになりますが、どこのデパートでも、“利回り”8%ほど。還元率が高いんです」(ファイナンシャルプランナーの井戸美枝さん)
【友の会で無料喫茶店】
「デパートの友の会に入っています。友の会専用の休憩所では、コーヒーや紅茶を無料で飲めるので、買い物をしなくてもおしゃべりのために使って、喫茶店代を節約しています」 (60才・主婦)
【底値ノートでチェック】
「大学ノートに、いつも買う食材や日用品の底値を書き留めています。買い物時に必ずそのノートを持参します」(46才・主婦)
【同じ靴下をまとめ買い】
「夫の靴下は同じものを何足もまとめ買いしています。片方に穴が開いたり、なくしたりしても、他のものと組み合わせられるからです」(48才・主婦)
【流せるトイレシートを流さない】
「流せるタイプのトイレのお掃除シートは、流さずにごみ箱に捨てます。水道代の節約になるし、生ごみから出る水分も吸ってくれて衛生的です。一石二鳥です」(53才・主婦)
【トイレットペーパーに日付】
「トイレットペーパーを替えた日付けをホルダーの横に書いています。これをしただけで夫に節約意識が生まれたらしく、使用量が減りました」(55才・主婦)
【昼間にお湯はりでガス代節約】
「これから暖かい季節になってきます。昼間の暑いうちに浴槽に水をはっておいて、それを沸かせば、ガス代の節約になります」 (井戸さん)
【習い事はオンライン】
「英会話などの習い事は、ネットのオンラインがおすすめです。毎日約30分で月5000円など、レッスンに通うより安いものが多いんです」(井戸さん)
※女性セブン2016年5月5日