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動体視力を鍛える方法 車ナンバー読み取り、ペン挿しほか

動体視力を鍛える方法を紹介

 日本では7000万人以上いると言われる老眼は、「目の老化現象」であり、病気ではないため一度なると治らないと思われている。だが、簡単な方法で改善は可能である。視力回復の達人が勧める、すぐに始められる効果的な方法を紹介する。

 動いている対象を目で捉える能力を「動体視力」というが、これを鍛えることで、老眼予防や進行を遅らせることができると言うのは、Rサイエンスクリニック広尾院長の日比野佐和子氏だ。

「動体視力を鍛えることで、低下した毛様体筋の機能を向上させ、動きにくくなっていた水晶体の機能を取り戻すことが可能です。日常でできるトレーニングとしては、車に乗っている時にすれ違う対向車のナンバーを読み取る。快速電車の車窓から通過する駅の名前を読み取る、といった鍛錬法が挙げられます」

 自宅で簡単に動体視力を鍛えたい人には「ペン挿しトレーニング」がお勧めだ。

 右手にペン、左手にそのキャップを持ち、ペンをキャップに挿す。1回毎にキャップの位置を移動させ「ペン挿し」を繰り返す。最初は両目で、慣れてきたら片目をつむって行なうと、効果は高まる。

「空間で移動するものを目で追いかけながら素早くピントを合わせる機能の維持・向上に役立ちます。結果、動体視力や空間認識力を鍛えることができる」(ビジョンサロン所長の中川和宏氏)

※週刊ポスト2016年4月29日号

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