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植松晃士氏 ヒール無理ならガウチョパンツは諦めるのが無難

 世の中のオバさんたちに健康かつ美しく生きていくために、ファッションプロデューサーの植松晃士さんがアドバイス。今回は、今春のトレンドと「ガウチョパンツ」について語ります。

 * * *
 皆さま、ご機嫌よう。もうすぐGWですね。お出かけの計画は進んでますか? 今日も春のトレンド情報をたっぷりお話ししますね。

 まずは復習。今季のシルエットは、トップスもボトムスもゆったりしたフォルムが主流。ただし大人世代のルーズシルエットは、トップス、もしくはボトムスのどちらかに限ること。

 おすすめはルーズシルエットのトップスに、タイトなボトムス。と、ここまでは合点していただけたでしょうか?

 そうしたら次は足元です。タイトなシルエットのパンツにはどんな足元が似合うのか。トレンド的にはスリッポンと呼ばれる、靴ひもや金具のないカジュアルシューズが本命です。

 かつて流行ったVANS(バンズ)タイプのキャンバススニーカーといえばおわかりでしょ? あるいは、ザ・ドリフターズの体操コーナーでメンバーが履いていた体育館シューズみたいな、あれです。

 今、靴屋さんをのぞけばキャンバスはもちろん、エナメルやストライプなど、さまざまなデザインが出揃っていますよ。

 スリッポンとは、正式には「Slip-on-shoes」(スリップ・オン・シューズ)の略語で、足を滑らせて履ける形状の靴のことです。

 スリッポンはナマ足で履くのが王道ですが、「寒そ~っ」とおっしゃるかたは、フットカバーと呼ばれる、靴から見えない超ショート丈の靴下をどうぞ。

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