外はカリッと香ばしく、中はふんわり甘い焦がしスイーツ。これまではプリンの表面を焦がしたクレームブリュレが主流だったが、最近はレパートリーが続々と増えて注目を集めている。
「2014年に、『クロワッサン×ドーナツ』など、2種類のスイーツをかけ合わせて、それぞれのおいしさをいいとこ取りした『ハイブリッドスイーツ』がブームになったのをきっかけに、焦がしスイーツも進化しました」
そう語るのは、スイーツ王子・Rui.さん。焦がすことで、スイーツに新たなおいしさが生まれるという。
「風味やコクが増したり、表面はパリパリ、中はなめらかになって、食感の2面性が楽しめるようになります。お客さまの目の前でバーナーを使ってスイーツを焦がすお店もあり、焦がしはまさに食のエンターテインメントといえます」
「焦がし部分がパリパリでなく、シャリシャリとキメ細かい食感なんです」と語るRui.さんお気に入りの『焼きたて クレームブリュレ』(1296円)。脂肪分の低いクリームを使ったプリンは口どけなめらかで、コクはあるが後味さっぱり。フルーツの酸味ともよくあう。
◆DATA
COCONOMA Season Dining(ココノマシーズンダイニング)
東京都港区西麻布1-11-6 H&R ROPPONGI
営業7~25時(LO23時)無休
【スイーツ王子 Rui.】
スイーツ評論家。年間累計1500品以上のスイーツを食す。公式ブログは月間300万アクセスを突破し、Amebaブログのスイーツ・カフェ両ジャンルにおいて1位に輝いた実績を持つ。公式HP http://ruisweets.com
※女性セブン2016年6月23日号