「昨年の年末ジャンボで1等・前後賞10億円が飛び出し、今年5月のドリームジャンボでも1等・前後賞7億円が出ました。全国の売り場で、直近の3大ジャンボ(ドリーム、サマー、年末)で連続1等を出しているのは、たったの2か所だけです」(山口氏)
1999年開業の同売り場は、2000年の年末ジャンボの3億円に始まり、過去6人の億万長者を誕生させている。店長の熱田公昭氏がいう。
「連続で1等が出たことには正直驚いています。1日20万人といわれる空港利用者はもちろん、空港ビル内で働く方の間でも話題になっているようです」
女子陸上短距離でメダル獲得の期待がかかる福島千里選手の出身地である北海道にもオリンピック開運売り場はある。今年のドリームジャンボで1等・前後賞7億円を出したばかりの『上磯イオンCC』(北海道北斗市)だ。
宝くじ業界には「売り場の販売員に孫が生まれると億が出る」(山口氏)というジンクスがあるそうだが、同店はピタリと当てはまる。村木直之店長がこう語る。
「昨年3月に2人目のお孫さんが誕生した女性が、8月に販売員になった途端、年末ジャンボで3等100万円が2本、ロト6で2等922万円の当たりが出た。これは何かありそうだなっと思っていると、なんとドリームジャンボで7億円が出たんです。サマーも“幸運の女神”の彼女に販売してもらいます」
※週刊ポスト2016年7月15日号