この夏最高に胸キュンで、最高に切ない恋と青春のドラマ『時をかける少女』(日本テレビ系、土曜21時~)で深町翔平を演じていたSexy Zoneの菊池風磨。
「一昨日クランクアップしたんですが、全然実感がわかなくって。濃厚な時間を過ごしてきたから。これから寂しくなるんですかね。高校生役だったっていうこともあり、撮影中はお酒を控えていたんですが、昨日は久しぶりに飲みました(笑い)。ぼくが高校生のころ経験できなかったことをドラマの中で体験させてもらった感じで、楽しかったです。
撮影中はずっと気が張ってたのかな? スイッチを切り替えることがなかなかできなくて、“翔平”が抜けなかった。朝早くから夜遅くまで毎日のように撮影があったのに、現場での空き時間も、移動中も、自宅に帰ってベッドに入っても眠れない日が多かった。
楽しいばかりの撮影ではなかったけど、今回のドラマで、役者として少し成長できたんじゃないかと思います。以前はなかなか言えなかったアドリブも今回はすんなり言えたんです。監督が褒めてくれたことが自信につながったのかな。遠慮してちゃダメだ!って、思えたんですよ。度胸がついたんだと思います! これを次につなげていきたいと思いますね」
役者としての手応えを感じることのできた21才の夏。でもドラマの中での夏は終わっても、夏はまだまだこれからが本番。
「まずは東京ドームシティホールでの単独ライブがあるので、そのリハーサルに集中します! あとは大学の友達や、ジャニーズJr.と海に行きたい。ぼくの家の車に乗って、みんな免許を持ってるから運転は変わりばんこで!」
ドラマの夏が終わる切なさと、夏本番を迎えるワクワク感。思いが交差しながらも、次の目標に向かっていた。
※女性セブン2016年8月18・25日号