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2016.12.11 07:00  週刊ポスト

高血圧対策 小腹がすいたとき最適なお菓子とは

血圧を下げたいなら何を食べる?

 高血圧予防の両輪といえば運動と食事だが、小腹がすいたとき、無意識につまんでいるそのお菓子も血圧を左右する。イシハラクリニック院長・石原結實医師の解説。

「血圧を下げたいならチョコレートを選びましょう。糖分を摂るとリラックスできて副交感神経が優位になるだけでなく、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールやカリウムが血圧を下げてくれます」

 チョコレートの降圧効果を実証した論文がある。愛知学院大、株式会社明治、愛知県蒲郡市が共同で行なった「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」によれば、347人に1日25グラムのチョコレートを4週間摂取させたところ、平均で145.6mmHgだった上の血圧が139.74mmHgまで下がったという。

 一方で摂取カロリーが気になるところだが、同研究ではメタボリックシンドロームにつながる体重増加は見られなかった。

 ストレッチで筋肉をほぐすと血圧が下がるといわれている。その際には下半身を重点的に伸ばすと効果的だ。

「たった5分でも膝の曲げ伸ばしや足首を回すだけで降圧効果があります。とくに、ふくらはぎは“第二の心臓”といわれ、下半身に溜まった血液を心臓に押し返すポンプの役割を果たす重要な筋肉。足首を回すことでふくらはぎの血行をよくすることが降圧につながります」(石原医師)

 自宅のリビングでくつろいでいるときの過ごし方も血圧に大きな影響を与える。

「ソファにただ座るより、横になったほうが血圧は低くなる。20mmHg程度下がる人もいるといわれています。脳と心臓が同じ高さになるので、血圧を上げなくても血液が脳に届くようになるからです。また、横になるとリラックスする人が多いですから、副交感神経が優位になり、こちらも降圧に寄与します」(石原医師)

 川崎医療福祉大学の西本哲也教授らが2003年に発表した論文「姿勢が健常成人の血圧変動に及ぼす影響」によれば、立った状態で平均血圧が113mmHgだった人たちが椅子に座っても血圧は変わらなかったが、横になった場合には上の血圧が6mmHg低下したという。

※週刊ポスト2016年12月16日号

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