例えば岩手県北上市なら、1万円の寄付でティッシュペーパー50箱や、トイレットペーパー96個がもらえ、岐阜県本巣市なら1万円の寄付でお風呂やトイレ用の洗剤などの詰め合わせが手に入る。見つけ方は、簡単。数あるポータルサイトで調べるのが便利だ。

「炊飯器、化粧品など、欲しい商品の情報を入れて検索するだけで、それらの返礼品を用意する自治体の情報がずらりと出てきます。しかも、サイトに登録すれば、そこからクレジットカードなどを使って寄付できます。ほとんどネットショッピングのような感覚で楽しめます」(風呂内さん)

 ポータルサイトにも、それぞれ特長があると、風呂内さんは続ける。

「家電なら『ふるなび』、伝統工芸品は『ふるさとチョイス』、都内のレストランで食事をしたいなら『ANAのふるさと納税』が、そのジャンルの返礼品が充実しているのでおすすめです。『楽天市場』のふるさと納税は、寄付額に応じて楽天ポイントが貯まるのでお得です」(風呂内さん)

 もちろん、この本誌企画で気になった商品があれば、直接自治体に電話をして申し込み手続きをとることも可能だ。

 まさに得しかないふるさと納税だが、自己負担額2000円ですむ1年間の上限額は収入によって決まっている。1年間のカウントは1~12月まで。だからこそ、まだやったことのない人はこの1月に始めるべきだという。

「例えば3万円が上限額だとしたら、年始めに“今年は3万円を一気に使って○○をもらおう”とか“1万円を3回に分けて3つ返礼品をもらおう”などおおよそのプランを立てられます。旬のものは当然その季節にしか出てきません。1月に年間のプランを立てるとよりいいものをゲットできます」(風呂内さん)

 昨年、ふるさと納税をやった人も昨年の12月で1年間の上限額はリセットされるので、1月から新たに始めたい。

 やったことのない人もすでにやっている人も、今年はふるさと納税でお得イヤーのスタートを!

※女性セブン2017年1月19日号

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