芸能

テレ朝セクシー番組『秘湯ロマン』 番組の大半が入浴シーン

テレビ朝日で放映中の『秘湯ロマン』(番組HPより)

 その昔、テレビが「エンターテインメントの王様」だった頃、女性の裸体や過激な下ネタが世の男性たちを楽しませてくれた。今ではコンプライアンスと自主規制を前にセクシー番組は消滅した……などと言われるが、実はそんなことはない。セクシー番組はその姿を巧妙に変えて、しっかりと生き残っているのである。

 現代のテレビにおける“セクシー表現の匠”の代表格が、『秘湯ロマン』(テレビ朝日)だ。タイトル通り、温泉の紹介番組で、放送時間のほとんどは女性レポーターの入浴シーンに費やされる。

「若手女優やタレントが全裸にバスタオルを1枚巻いただけの姿で入浴するのですが、そのカメラワークが秀逸なんです。湯船の中の足を舐めるようにゆっくり映したり、お湯をすくって感触を確かめているはずなのに、なぜかピントはバスタオルからこぼれる胸の谷間に合っていたり。ファンの間では“これはセクシー動画だ”と称賛されています」(テレビ解説者の木村隆志氏)

 同じテレ朝では『全力坂』も見逃せない。グラビアアイドルや女性タレントが普通の服を着て、ただ坂を全力で走るだけなのだが……。

「スタートから坂の上に着くまでの間、Tシャツ越しにオッパイが揺れる様子や、後ろからのお尻や太腿をなぞるカットに目が釘付けです。登りきった女の子が汗をかきながらハァハァと言う姿に、“アレの後”を想像してしまう」(同前)

 直接的でなく、妄想を掻き立てるエロスが、当世セクシー番組の“テクニック”なのだ。

※週刊ポスト2017年4月7日号

関連記事

トピックス

自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
結婚披露宴での板野友美とヤクルト高橋奎二選手
板野友美&ヤクルト高橋奎二夫妻の結婚披露宴 村上宗隆選手や松本まりかなど豪華メンバーが大勢出席するも、AKB48“神7”は前田敦子のみ出席で再集結ならず
女性セブン
NBAロサンゼルス・レイカーズの試合を観戦した大谷翔平と真美子さん(NBA Japan公式Xより)
《大谷翔平がバスケ観戦デート》「話しやすい人だ…」真美子さん兄からも好印象 “LINEグループ”を活用して深まる交流
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「服装がオードリー・ヘプバーンのパクリだ」尹錫悦大統領の美人妻・金建希氏の存在が政権のアキレス腱に 「韓国を整形の国だと広報するのか」との批判も
NEWSポストセブン
野球人・江夏豊が球界に伝えておくべきことを語り尽くす(撮影/太田真三)
【江夏豊インタビュー】若い才能のある選手のメジャー移籍は「大いに結構」「頑張ってこいよと後押ししたい」 もし大谷翔平と対戦するなら“こう抑える”
週刊ポスト
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《私には帰る場所がない》ライブ前の入浴中に突然...中山美穂さん(享年54)が母子家庭で過ごした知られざる幼少期「台所の砂糖を食べて空腹をしのいだ」
NEWSポストセブン
亡くなった小倉智昭さん(時事通信フォト)
《小倉智昭さん死去》「でも結婚できてよかった」溺愛した菊川怜の離婚を見届け天国へ、“芸能界の父”失い憔悴「もっと一緒にいて欲しかった」
NEWSポストセブン
11月下旬に札幌ススキノにあるガールズバーで火災が発生(右はInstagramより)
【ススキノ・ガルバ爆発】「男は復縁の望みをまだ持っていた」火をつけた男は交際相手A子さんを巻き込んで死のうと…2匹の犬を失って凶行に
NEWSポストセブン
再婚
女子ゴルフ・古閑美保「42才でのおめでた再婚」していた お相手は“元夫の親友”、所属事務所も入籍と出産を認める
NEWSポストセブン
54歳という若さで天国に旅立った中山美穂さん
【入浴中に不慮の事故】「体の一部がもぎ取られる」「誰より会いたい」急逝・中山美穂さん(享年54)がSNSに心境を吐露していた“世界中の誰より愛した人”への想い
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《真美子さんのバースデー》大谷翔平の “気を遣わせないプレゼント” 新妻の「実用的なものがいい」リクエストに…昨年は“1000億円超のサプライズ”
NEWSポストセブン