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2017.06.05 11:00  週刊ポスト

歴史あるスナック菓子 コーン系が苦境に陥る現代的事情

「ポテト系は原材料であるじゃがいもをスライスする工程が各商品で共通しており、設備投資のコストが安く済む。一方で、コーン系は専用の機械で製造せねばならず総じて製造原価が上がってしまう。その結果、消費者にとってはポテト系よりも割高に感じる商品が多くなってしまうのです」

『図解!お客には言えない儲けのカラクリ』の著者で、ファイナンシャル・プランナーの洞口勝人氏が語る。

「スナック菓子は原価の2~3割が輸送および包装コストで、残り7~8割が原材料や味付けなどの製造コストです。

 その中で大きく差が付くのが『原材料の輸送費』だといわれます。ポテト系は国産原料を使用することが多いので安く済むが、コーン系は海外から原材料を輸入するためコストがかかる」

 昭和レトロライターの初見健一氏は、消費者マインドから分析しても、コーン系スナックの苦戦は続くと見る。

「コーン系は製法の関係で塩分や脂分が高めになる。かつては『食べ応えがある』と子供を中心に人気でした。ところが最近では、少子化の影響で大人が主な購買層になっている。すると『食べ飽きる』『胃もたれする』といったマイナス要因になってしまうのです」

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