「前を向いて、妥協されない姿勢がある。気に入っていただけたら使っていただけるが、嫌なものは嫌だと言うんじゃないかなと」(高岡氏)
浅田は、選手時代7~8時間は寝ており、「今も、身体のためにもお肌のためにも、睡眠はしっかりとっています」というが、悩みがあったことも明かす。
「腰も悪かったので、最初このマットレスに寝たとき、すごく体がらくになって、腰もらくになって、欠かせないものになるだろうなと思いました。サポートしていただき嬉しく思いました。“寝る”ことって一日で一番長くて(大切)。海外に行くとどうしてもベッドって(普段と)違う状態になるのですが、このマットレスを持っていくことで安心できるという思いもあり、ずっと持っていたのを覚えています」(浅田)
また、手に「マットレス」と書いていたことについては「それぐらい忘れたくなかったんです。心と体の状態を良くするために、(どんな)移動の時も手放したくない存在です。それを消し忘れたのか…、なぜかは分かりませんが」と照れたように笑った。
その他、イベントでは、高岡氏自ら新製品である三分割のマットレスを2分14分で組み立てるデモンストレーションを行ったほか、JALのファーストクラスに導入される人工羽毛の掛布団を紹介。今は何をかけて寝ているか聞かれた浅田は「もうすぐ夏になるので、なにもかけていないです」とまさかの回答。「えっ!」と驚く高岡氏に対し、改めて「…そのまま寝ちゃってます」という天然なリアクションに、会場からは温かい笑いが拡がった。
高岡氏は、浅田について「チャレンジ精神を持ち、常に前を向いて、フィギュアをされる姿に、多くの勇気と学びをもらいました」と称賛し、引退後も「新たなチャレンジを応援し続けられたらと思います」と語る。